メリーランド州と、メリーランド州の大学を知ろう


メリーランド州は、アメリカの東海岸にあり、首都ワシントンDCを抱きかかえるようにしている州です。

とても小さな州ですが、教育レベルは高く、とくにこの州の大学に留学すると、首都ワシントンDCでいろいろなインターンシップの機会に恵まれるという大きなメリットがあります。

このページでは、そんなメリーランド州と、メリーランド州の大学について詳しく解説します。アメリカ留学の大学選びにあたって参考にしてみてください!


メリーランド州

もくじ

1.メリーランド州とは
 1-1.メリーランド州の地理
 1-2.メリーランド州の成り立ち

2.メリーランド州とアメリカの政治

3.メリーランド州最大の都市、ボルティモア

4.メリーランド州と日本のかかわり

5.メリーランド州の大学について
 5-1.ジョンズ・ホプキンス大学
 5-2.メリーランド大学カレッジパーク校
 5-3.ワシントン・カレッジ
 5-4.フッド・カレッジ


1.メリーランド州とは



まずはメリーランド州とはどんな州なのか、その地理から見てみましょう。




1-1.メリーランド州の地理


メリーランド州の自然

メリーランド州の自然



メリーランド州は、東は大西洋に面し、ソフトシェルクラブの産地として有名なチェサピーク湾が南北に深く入り込んでいます。南と西はバージニア州とウェストバージニア州、北はペンシルバニア州、東はデルマーバ半島を縦に分断するようにしてデラウェア州と接しています。

面積は全米50州のうち42位ですが、人口は19位で都会的な州です。都市があり、山があり、田園が広がり、海に接し、砂丘地帯もあるということでアメリカの縮図ともいわれています。

海からの距離や標高によって気候は異なりますが、おおむね四季がはっきりしています。夏は短いですが暑く湿気も高くなることがあります。降雪量は地域によりますが冬は雪も降り、氷点下になることもあり、とても寒いです。




1-2.メリーランド州の成り立ち


メリーランド州の州都、アナポリス

メリーランド州の州都、アナポリス



イギリス人のボルティモア卿がこの地に入植したのが16世紀前半のことです。彼はカトリック信者であったため、イギリスの宗教対立から逃れてくるカトリック教徒たちの植民地として、メリーランドを築こうとしました。

州の名前メリーランドはカトリック信者であったヘンリエッタ・マリア妃に由来します。やがてメリーランドはイギリスで迫害を受けたカトリックたちの逃げ場となり、カトリックが支配的になっていきました。

このように、ニューイングランド地方の各州を開いたのがプロテスタントだったことを考えると、ちょっとユニークな展開をたどったわけです。メリーランドは宗教的寛容を法として初めて定めた州ですが、それもボルティモア卿の考えが反映したものです。最大の都市であるボルティモアをはじめ、メリーランド州にはボルティモア卿に由来する地名があちこちにあります。

メリーランド州はまた、イギリスから最初に独立した13州の1つです。

州のニックネーム“The Old Line State”は独立戦争時の「戦列」を指しているといわれています。奴隷制度などをめぐって争われたアメリカ最大の内戦、南北戦争においては州としては奴隷制度反対の北軍に属したものの、実際は奴隷州だったため、出兵兵士のうち2割以上が南軍に加わっていたといいます。




2.メリーランド州とアメリカの政治


アナポリスの海軍兵学校

アナポリスの海軍兵学校



メリーランド州はアメリカの政治に重要な役割を果たしています

アメリカの首都であるワシントンDCに接しており、アメリカ国家安全保障局(NSA)や国の税金を集めるアメリカ合衆国内国歳入庁(IRS)などの重要な国家組織がメリーランド州内にあります。メリーランド州の大学に留学すると、こうした政府機関でのインターンシップのチャンスもたくさんあります。

国会議員、官僚、外交官なども住んでおり、高級官僚のベッドタウンの趣があります。大統領の別荘として有名なキャンプデービッドや大統領専用の飛行機エアフォースワンの拠点もこの州にあります。

メリーランド州の州都はアナポリスで、シバーン川がチェサピーク湾に注ぎこむ河口に位置しています。ここにはアメリカの海軍士官を養成する海軍兵学校があります。3万人程度の小さな街で、ワシントンDCの東、ボルティモアの南に位置し、地図上ではこれら3つの街がトライアングルを形成しています。




3.メリーランド州最大の都市、ボルティモア


ボルティモアのダウンタウン

ボルティモアのダウンタウン



メリーランド州最大の都市、ボルティモアは人口60万人を超える東海岸の主要な大都市です。ボルティモア大都市圏を形成しており、平均世帯収入は全米で4番目に高いといわれているエリアです。

ボルティモアからワシントンDCまでは電車で40分、車で1時間ほどです。博士課程を世界で初めて授与した名門私立大学、ジョンズ・ホプキンス大学もボルティモアの中心部にあります。

ボルティモアは輸送業が盛んです。ボルティモア港での取扱貨物量は全米でもトップクラスです。バイオテクノロジーの企業もたくさんあります。

ボルティモアではスポーツも盛んで、MLB(野球のプロリーグ)に所属するボルティモア・オリオールズやNFL(アメフトのプロリーグ)に属するボルティモア・レイバンズなどが有名です。




4.メリーランド州と日本のかかわり



メリーランド州は日本ともかかわりが深い州です。州に住んでいる日本人の数は領事館の調べでおよそ4,900人です。

また経済産業省の発表によれば、日本からはメリーランドに100以上の企業が進出していて、州民の雇用にも貢献しています。

ジョンズ・ホプキンス大学や、州を代表する州立大学、メリーランド大学などでは日本の文化や言語を学ぶプログラムもあり、文化交流や学術交流が盛んに行われています。




5.メリーランド州の大学について



メリーランド州は、首都ワシントンDCに接する土地柄、教育レベルは全体的にとても高い州です。留学先としての魅力もタップリです。




5-1.ジョンズ・ホプキンス大学


ジョンズ・ホプキンス大学

ジョンズ・ホプキンス大学



世界的に有名な私立総合大学、それがジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)です。そのレベルは、ハーバード大学などが所属するアイビーリーグにも引けをとりません。

世界で初めて博士号を授与した大学で、研究型&大学院中心の総合大学です。大学院生の数は、大学生の数の3倍ほどで、圧倒的に大学院のほうに比重が置かれています。

公衆衛生学の分野がよく知られています。大学院レベルの教育学系、工学系、メディカルスクール(医科大学院)も有名です。ここの大学病院は全米屈指の質の高さを誇ります。大学レベルでも公衆衛生学や神経科学、バイオメディカル系、生命科学系に人気が集まっています。

立地上、政府機関でのインターンシップなどの機会も多く、卒業生は国際連合やそのほかの行政機関・国際機関で活躍しています。




5-2.メリーランド大学カレッジパーク校


メリーランド大学カレッジパーク校

メリーランド大学カレッジパーク校



メリーランド大学カレッジパーク校(University of Maryland, College Park)は、メリーランド州を代表する州立大学です。研究に軸を置いたリサーチ型の総合大学です。

首都のお膝元にある大学らしく、公文書の研究が有名です。そのほかにも、マーケティング、金融、経営学、起業学などのビジネスの分野、そして宇宙工学や電気工学などの工学系、政治学、教育学などの分野で高い評価を得ています。ビジネス系以外では、生物学や犯罪学、コンピュータなどが人気の専攻分野です。

カレッジパークは全米有数の学園都市で、またキャンパスの美しさでもよく知られています。スポーツの強豪校でもあり、バスケットボールの試合はとても盛り上がります。




5-3.ワシントン・カレッジ



ワシントン・カレッジ(Washington College)は、長い歴史を誇るリベラルアーツ・カレッジです。アメリカがイギリスから独立して初めてできた大学で、初代大統領のジョージ・ワシントンの寄付によって設立されました。

人気の専攻分野はビジネス、社会学、生物学、心理学などで、リベラルアーツ・カレッジらしく、教授にとても接しやすいのが特徴です。留学生の受け入れにも前向きで、学習サポートもよく整っています。8割以上の学生が寮生活を送るのもリベラルアーツならではです。




5-4.フッド・カレッジ



フッド・カレッジ(Hood College)もまた、小規模で良質のリベラルアーツ・カレッジです。女子大としての歴史が長くありましたが、いまは共学です。

ビジネス、教育学、コミュニケーションなどが人気の専攻分野で、ワシントンDCやボルティモアへのアクセスのよさから、インターンシップの機会も豊富にあります。

キャンパスはとてもフレンドリーで、教授も親切で指導熱心です。学習サポートもよく整っています。リベラルアーツ・カレッジの長所をまんべんなく備えた大学といえるでしょう。




以上、メリーランド州と、メリーランド州の大学を紹介しました。小さな州ながら、ワシントンDCのお隣という立地柄、教育レベルが高く、魅力的な大学も少なくありません。ぜひ留学先として検討してみてください!




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