ニュージャージー州と、ニュージャージー州の大学を知ろう


ニュージャージー州は、ニューヨークとフィラデルフィアという2つの大都市へ通勤する人がたくさん住んでいる州です。高速道路の渋滞のメッカです。ニューヨークのお隣にありながら、あまり目立たない州かもしれません。

そんなニュージャージー州とはどんな州なのでしょうか? またこの州にはどんな大学があるのでしょうか? 詳しく解説しましょう。留学先を考える際に参考にしていただければ嬉しいです!


ニュージャージー州

もくじ

1.ニュージャージー州とはとは
 1-1.ニュージャージー州の地理
 1-2.ニュージャージー州の成り立ち

2.ニュージャージー州の都市
 2-1.ニューアーク
 2-2.アトランティック・シティ

3.ニュージャージー州の大学について
 3-1.プリンストン大学
 3-2.ラトガース大学
 3-3.センテナリー大学
 3-4.カレッジ・オブ・ニュージャージー


1.ニュージャージー州とは


まずはニュージャージー州の概要について、その地理から見てみましょう。




1-1.ニュージャージー州の地理



ニュージャージーから見たマンハッタン



ニュージャージー州はアメリカの東海岸、大西洋沿岸にある小さな州です。北東をニューヨーク州、西はペンシルバニア州、そして南西をデラウェア州に接しています。

陸地面積は全米50州のうち47位です。ところが人口は11位、人口密度は1位という、非常に都会的な州です。ニューヨークやフィラデルフィアなどの大都市圏に通勤する人たちの、いわゆるベッドタウンとなっています。

2つの大都市圏に挟まれているため、「交通渋滞」はニュージャージー州の名物となっています。また興味深いことに、ニュージャージー州では自分で車にガソリンを入れることが禁じられていて、ガソリンスタンドはすべてフルサービスです。

ニュージャージー州の世帯収入は全米1位ともいわれていて、経済的には豊かな州です。緑も多く、「庭園の州」というニックネームがついています。北部には美しい自然が広がっていて、南部はそれなりに田舎です。大西洋沿いには美しいビーチもあります。

ニュージャージー州はほぼ東北地方と同じ緯度にあるため、夏は涼しく、冬は雪が降り寒いです。小さい州ではありますが、都市部、森林や田園、山地などによって、気候は大きく異なります。

ニュージャージー州は全米でもとくに人種、民族が多様な州です。白人が多数を占めていますが、黒人、ヒスパニック系、そしてアジア系の人もたくさん住んでいます。日本のビジネスマンにとっては、駐在先としておなじみの州です。




1-2.ニュージャージー州の成り立ち


ニュージャージー州の食堂(Diner)

ニュージャージー州の食堂(Diner)



ニュージャージー州にはもともと、ネイティブ・アメリカン(先住民族)が長年住んでいました。これは他の州と同じです。

その後、東部はオランダに、そしてイギリスに植民地化されていき、西部はスウェーデンによって開拓、のちにオランダそしてイギリスに植民地化されました。1776年、イギリスからの独立を宣言した最初の13州に名を連ね、やがて3番目の州としてアメリカ合衆国に加わります。州名はイギリス海峡にあるチャネル諸島のジャージー島が由来となっています。

19世紀になってイタリアからの移民が住むようになり、ピザの名店が数多く生まれました。シカゴやカリフォルニアに比べると日本での知名度はそんなに高くありませんが、ニュージャージー・ピザはアメリカではとても有名です。

また全米50州の中で、最も食堂(Diner)がたくさんあるのがニュージャージー州です。いかにもアメリカらしい食堂を体験したい人は、ぜひニュージャージー州を訪れてみてください!




2.ニュージャージー州の都市



ニュージャージー州の主要都市を2つ、紹介しましょう。




2-1.ニューアーク


ニューアーク

ニューアーク



ニュージャージー州の州都はトレントンですが、最大の都市はニューアークです。人口は28万以上で、ニュージャージー州の中でも黒人が大多数を占めているエリアです。マンハッタンから15キロほどしか離れておらず、ニューヨーク都市圏内では2番目に大きい都市です。

ここには国際空港があって、とても「忙しい」空港として知られています。東京から同空港までは直行便も出ているので、留学生の中には、街に出たことがなくても空港は利用したことがある、という人も少なくないのではないでしょうか。

ボストンとニューヨークに次いで、全米で3番目に古い都市で、かつて名門プリンストン大学がキャンパスをかまえていたこともあります。

エリアによっては治安が悪く、ニューアークは車の盗難で有名になったこともあります。




2-2.アトランティック・シティ


アトランティック・シティ

アトランティック・シティ



ネバダ州のラスベガスと並び称されるギャンブルの街、それがアトランティック・シティです。大型のカジノリゾートで、ニューヨークとフィラデルフィアだけでなく、全米から観光客を集めています。トランプさんもここで大規模なホテル&カジノを経営していましたね。ビーチや遊園地もあります。ビーチ沿いのボードウォークがここのメインストリートです。

禁酒法の時代に、違法のギャンブルとお酒の販売で栄えたというのが、アトランティック・シティがギャンブルの街になったきっかけだともいわれています。ギャンブルが合法化されたのはけっこう遅く、1970年代になってからです。

コンサートやショーも頻繁に催されますので、カジノが目当てではない人もよく訪れます。





3.ニュージャージー州の大学について



ニュージャージー州は、大学教育の質が非常に高い州です。留学先として魅力的な大学も少なくありません。いくつか代表的な大学を紹介しましょう。




3-1.プリンストン大学


プリンストン大学

プリンストン大学



まずはプリンストン大学(Princeton University)、世界でもトップレベルの大学です。

ハーバード大学やイェール大学なども所属する「アイビーリーグ」(私立名門大学8校の総称)に属しており、4,000校以上あるアメリカの大学の中で1位に選ばれることも少なくありません。当然、合格するのはとてもむずかしく、全世界のエリートたちがしのぎをけずります。

全米で4番目に古く、歴史と伝統を誇ります。卒業生には大統領経験者が2人いるなど、各界の指導的人材を輩出しています。

アイビーリーグの中では、大学院生より大学生への教育に力を入れているのも特徴で、授業ではディスカッションが頻繁に行われます。世界的に著名な先生(たとえばノーベル賞受賞者)であっても、1・2年生への指導に力を注いでくれます。人気の専攻分野は社会科学、コンピュータ、工学などです。

スポーツも盛んで、とくにラクロスの強豪校として知られています。

広大なキャンパスには荘厳なゴシック様式の学舎や寮が並び、ツタ(ivy)でおおわれています。キャンパス全体に格調の高さがあふれています。9割以上の学生が寮生活を送っています。プリンストン市は研究都市、学術都市としても知られ、世界中からすぐれた研究者・学者が集まり、プリンストン大学はそのハブとしての機能を果たしています。




3-2.ラトガース大学


ラトガース大学

ラトガース大学



ラトガース大学(Rutgers University, New Brunswick)は、ニュージャージー州を代表する州立大学です。とても歴史のある大学で、1766年に設立されました。「パブリックアイビー」としても名が挙げられる質の高い大学です。

この大学は、幕末から明治にかけて、日本人留学生のメッカだったことがあります。ラトガース大学は、当時はオランダ改革派教会系の大学でした。この宗派の宣教師で、日本にいたフルベッキという人が、この大学に日本人をたくさん送り込んでいたのです。ラトガース大学の卒業生は、専修大学の創立者にも名を連ねています。

3万人以上の学生を抱える大規模大学で、巨大なキャンパスと多岐にわたるカリキュラムが、州民の教育の大きな一翼を担っています。人気の専攻分野はコンピュータ、心理学、生物学などで、大学院では教育学系に定評があります。




3-3.センテナリー大学



センテナリー大学(Centenary University)は、少数精鋭のリベラルアーツ・カレッジです。

伝統的なリベラルアーツ教育とキャリア教育を組み合わせて、現代の課題に率先して取り組むリーダーの養成に力を入れています。国際化にも熱心で、留学生の受け入れにも前向きです。学習サポートも充実しています。

キャンパスは美しく落ち着いた雰囲気。フィラデルフィア、ニューヨーク、ワシントンDCへのアクセスもよく、課外でも充実した学生生活を送ることができます。




3-4.カレッジ・オブ・ニュージャージー


カレッジ・オブ・ニュージャージー

カレッジ・オブ・ニュージャージー



カレッジ・オブ・ニュージャージー(The College of New Jersey)は、リベラルアーツ教育に力を入れている州立大学です。

人気の専攻分野はビジネス、教育学、看護学などで、リベラルアーツ教育をベースに、職業に密接した技術やスキルの養成も充実させています。インターンシップやフィールド実習の機会もたくさん設けていて、州の雇用促進に大きな役割を果たしています。

キャンパスの美しさでよく知られ、6割ほどの学生がキャンパス内の寮に暮らしています。




以上、ニュージャージー州とニュージャージー州の大学を紹介しました。ニューヨークの陰に隠れて、ちょっと目立たない州かもしれませんが、教育の質は高く、またマンハッタンとフィラデルフィアという大都市へのアクセスも便利で、留学先としての魅力はタップリです。ただ、中西部などに比べると、生活コストは高くなりがちです。

留学先としては「大都市に出やすい郊外がいい!」という人は、ぜひニュージャージー州の大学をチェックしてみてください!




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