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ニューハンプシャー州と、ニューハンプシャー州の大学を知ろう


ニューハンプシャー州はアメリカの北東部、ニューイングランド地方に位置する三角形の州です。南をマサチューセッツ州、東をメイン州と少しだけ大西洋、西はバーモント州、北はカナダと接しています。

ニューハンプシャーと聞いて、みなさんはどんなイメージを抱くでしょうか? あまりピンとこないという人も少なくないかもしれません。じつは<ニューハンプシャー州は教育レベルのとても高い州で、留学先としてもぜひ検討したい州です

そんなニューハンプシャー州について、詳しく見てみましょう。



ニューハンプシャー州

もくじ
1.ニューハンプシャー州とは
 1-1.ニューハンプシャー州の歴史
 1-2.大統領選で注目を浴びる州
 1-3.ニューハンプシャー州の美しい自然

2.ニューハンプシャー州の特徴

3.ニューハンプシャー州の大学について
 3-1.ダートマス大学
 3-2.ニューハンプシャー大学
 3-3.コルビー・ソーヤー大学
 3-4.フランクリン・ピアス大学
 3-5.ニューイングランド・カレッジ


1.ニューハンプシャー州とは


まずは、ニューハンプシャー州の成り立ちから紹介しましょう。




1-1.ニューハンプシャー州の歴史


マンチェスターの町並み

マンチェスターの町並み


ヨーロッパ人がやってくる以前のニューハンプシャー州には、アメリカのどの地域でもそうであったように、先住民族(ネイティブアメリカン)が住んでいましたが、1600年代にイギリス人やフランス人の探検家が訪れるようになり、やがて大西洋に面したピスカタクワ川の河口にイギリスの漁師などが多く移住するようになりました。州名はイギリスのハンプシャーに由来します。

ニューハンプシャー州は、1776年1月のアメリカ独立宣言の半年前にイギリスから独立を宣言した最初の州です。もちろん、アメリカ合衆国独立当時の13州の1つでもあります。州のモットーは「自由に生きる、然らずんば死を」で、いまでも独立と自治の精神が強い州として知られています。独立後は、1788年にアメリカ合衆国憲法を批准して、正式に州となりました。




1-2.大統領選で注目を浴びる州



党員集会で予備選挙を行うアイオワ州を除いて、ニューハンプシャー州はアメリカ合衆国大統領の予備選挙が最初に行われる州で、州での投票結果は大統領選の結果を占うものとして報道されます。そのため、大統領選挙のある年やその前年は、アメリカ全土がニューハンプシャー州の話題でもちきりになります。

最近は近隣の州などから若年層が移住してきたことによって、ニューハンプシャー州全体の政治に対する意識も変わりつつあり、赤がトレードマークの共和党と、青がトレードマークの民主党のどちらが勝つかわからない「パープルの州」としても全国で注目を集めています。




1-3.ニューハンプシャー州の美しい自然


ニューファウンド湖

ニューファウンド湖


ニューハンプシャー州は、自然の美しさでも有名です。森林、山地、湖、海岸など自然がとても豊富です。

ワシントン山はアメリカ北東部では最高峰で、強風が吹くことでも知られています。まれですが過去に地震が起こったこともあります。

青森県や北海道とほぼ同じ緯度にあるニューハンプシャー州は、基本的に冬は雪も降り寒く、夏は比較的涼しいという気候です。そのため夏は避暑地として、冬はウィンタースポーツのメッカとして全米から多くの人を集めています。また、秋の紅葉もすばらしく、年間を通して観光客が訪れます。




2.ニューハンプシャー州の特徴


コンコードにある州議事堂

コンコードにある州議事堂


面積は全米で46位という小さな州で、人口も42位です。2010年の国勢調査では、州都のコンコードの人口は5万人に満たず、最大都市のマンチェスターでも10万人ほどです。

また、ヨーロッパの血を引く白人の人口が圧倒的に多く、アジア人や黒人、ヒスパニック系といった人種的マイノリティが非常に少ない州です。

ニューハンプシャー州の経済を支えているのは観光業、そして乳製品、リンゴなどの農業、コンピュータ製品などの電気機器などとさまざまです。森林資源を利用した木材・家具・紙等、皮革、繊維といった産業も盛んです。

またニューハンプシャー州はアメリカで唯一、(州が課税する)所得税と、消費税がない州です。これが観光業が盛んな理由の1つにもなっています。

またニューハンプシャー州の南はGreater Bostonといわれるボストン大都市圏にも隣接しており、マンチェスターからボストンまでは鉄道で1時間半ほどでつながっています。ニューハンプシャーからそのボストン大都市圏に通勤している人も多く、近年はマサチューセッツ州から若い人が多く移住してきています。




3.ニューハンプシャー州の大学について



ニューハンプシャー州は、日本ではあまり名前の知られていない州ですが、教育レベルは他の州に負けていません。代表的な大学をいくつか紹介しましょう。




3-1.ダートマス大学


ダートマス大学

ダートマス大学


ニューハンプシャー州を代表する大学といえば、まずダートマス大学(Dartmouth College)が挙げられます。ハーバード、プリンストン、イェールなど8つの名門大学から成るグループ「アイビーリーグ」に名を連ねる、アメリカ屈指の名門大学です。

州立総合大学への変更を州から迫られながらもそれを拒み、私立のカレッジであり続けていることは、全米の私立大学に大きな影響を与えてきたともいわれています。アメリカの私立大学のインディペンデント精神が、ダートマスには強く息づいています

あらゆる分野で高い評価を得ていますが、とくにビジネス、工学、メディカルスクール(医科大学院)などが有名です。

そしてアイビーリーグ大学の中で唯一“College”を名乗るダートマスは、大学院レベルの研究よりも、大学生への教育に軸足を置いていることで特筆されます。学生の満足度も高く、卒業生たちの愛学心が強いことも、その表れといえるでしょう。

ダニエル・ウェブスター(政治家)、ロバート・フロスト(詩人)、ドクター・スース(絵本作家)、メリル・ストリープなど、数々の逸材がこの大学から巣立っています。




3-2.ニューハンプシャー大学


ニューハンプシャー大学

ニューハンプシャー大学


ニューハンプシャー州を代表する州立大学が、ニューハンプシャー大学(University of New Hampshire)です。州内最大の大学で、広大なキャンパスも美しく、とても活気があります。

大規模大学らしく、選べる専攻分野が豊富にあるのも特長です。中でもビジネス、心理学、スピーチ・コミュニケーション、工学などの専攻が人気です。

学生の大半がニューイングランド地方出身の白人で、この点での多様性はやや欠けますが、そもそも学生数が多いので、友だちづくりに困ることもなさそうです。ビーチにも、スキー場にも、そしてボストンにも近いロケーションも大きな魅力です




3-3.コルビー・ソーヤー大学


コルビー・ソーヤー大学

コルビー・ソーヤー大学


ニューハンプシャー州にはすぐれたリベラルアーツ・カレッジがたくさんあります。コルビー・ソーヤー・カレッジ(Colby-Sawyer College)は、伝統的なリベラルアーツ教育を基軸に、実践的なキャリア教育にも力を入れている小規模大学です。

学生の9割ほどが寮生活を送り、学生と教員が共同してキャンパス全体を理想的な学びの場としてつくりあげる努力をしています。ビジネス、生物学、運動科学などが人気の専攻分野です。




3-4.フランクリン・ピアス大学


フランクリン・ピアス大学

フランクリン・ピアス大学


フランクリン・ピアス大学(Franklin Pierce University)は、1962年創立の新しいリベラルアーツ・カレッジです。大学名は、同州出身の第14代アメリカ大統領に由来します。

1,200エーカー(東京ドーム104個分)という広大なキャンパスは美しく、ニューハンプシャーらしい豊かな自然に抱かれています

留学生の受け入れにも前向きで、学生の多様化に熱心に取り組んでいます。健康科学系の専攻に人気が高いという特徴があり、ほかにビジネスやレクリエーション学なども多くの学生が学んでいます。




3-5.ニューイングランド・カレッジ



ニューハンプシャー州の田舎町にあるニューイングランド・カレッジ(New England College)は、1946年創立のリベラルアーツ・カレッジです。ボストンまでは1時間半の距離です。

「実践的で」「社会貢献への意識を高くもち」「自然を大切にする」教育をモットーとしていて、サステナビリティへの取り組みやボランティア活動が盛んに行われています。ビジネス、教育学、そして豊かな自然を生かしたレクリエーション学などが人気の専攻分野です。

留学生の受け入れにも積極的で、サポートも充実しています。キャンパス近くのスキー場では、無料でスキーを楽しむことができ、ウィンタースポーツが好きな人には大きな魅力となっています。




ニューハンプシャー州にはほかにも魅力的な大学がいくつもあります。自然が好き、アメリカのリベラルアーツ教育に興味がある、ウィンタースポーツに取り組みたい、という人は、ぜひニューハンプシャー州の大学を、留学先の候補としてチェックしてみてください!




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