イリノイ州と、イリノイ州の大学を知ろう

イリノイ州はアメリカ中西部の代表的な州です。南北戦争前後にアメリカの統合に尽くしたリンカーン大統領や、2009年から8年間大統領を務めたオバマ大統領が過ごした州でもあります。

アメリカで「最も平均的な州」といわれるものの、教育レベルはとても高く、シカゴ大学やノースウェスタン大学をはじめとする総合大学から、ノックス・カレッジやレイクフォレスト・カレッジといったリベラルアーツ・カレッジまで、すぐれた大学がたくさんあります。

そんなイリノイ州と、イリノイ州の大学について詳しく解説しましょう。



もくじ
1.全米ナンバー3の街、シカゴ
 1-1.摩天楼はシカゴで始まった
 1-2.便利な交通アクセス
 1-3.スポーツの聖地
 1-4.ユニークな食文化
2.南北に広がるさまざまな風土
3.イリノイ州の大学
 3-1.シカゴ大学
 3-2.ノースウェスタン大学
 3-3.イリノイ大学シカゴ校
 3-4.イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校
 3-5.イリノイ州立大学
 3-6.ノックス・カレッジ
 3-7.レイクフォレスト・カレッジ
 3-8.イリノイ・ウェズリアン大学


1.全米ナンバー3の街、シカゴ


イリノイ州といえば、アメリカで人口第3位の都市、シカゴが有名です。


1-1.摩天楼はシカゴで始まった

歴史のあるニューヨークのダウンタウンより新しく、近未来的なおもむきがあります。これは、1871年の大火によって、アメリカで初の高層ビル群(「摩天楼」)ができたことに由来します。

アメリカの五大湖の1つミシガン湖に接する北東部は、いわゆる「レイク効果」で風が強く、シカゴは「ウィンディシティ(風の街)」というニックネームもあります。

ミシガン湖やその周辺は、動物園、博物館、ミュージアムなどの観光施設だけでなく、シカゴで生活する人にとっては海水浴やランニング、犬の散歩の場所ともなっています。シカゴの産業は、ジャーナリズム、金融、教育などさまざまです。マクドナルドの第1号店はシカゴ近郊にあります。


1-2.便利な交通アクセス


シカゴにある「ビーン」。豆の形をした鏡状のゲート


シカゴは電車システムが発達しており、電車で大学や仕事などに通う人がたくさんいて、日本の都市部と似ているところもあります。また、南北に広がる州を縦断する鉄道が、シカゴのユニオン駅からミズーリ州のセントルイス市までつながっています。6時間ほどの路線です。ほかにも隣接した州と電車でつながっています。

日本の主要空港に直通するシカゴオヘア空港はアメリカの主要空港です。たくさんの人が観光・ビジネスなど、さまざまな理由でシカゴを訪れます。中西部を管轄する在シカゴ日本国総領事館もあり、日本人向けのパスポート発行や婚姻届受理などのサービスを行っています。


1-3.スポーツの聖地

シカゴはスポーツの聖地でもあり、

・アメリカンフットボール(NFL)のシカゴベアーズ
・野球(MLB)のシカゴホワイトソックスシカゴカブス
・アイスホッケー(NHL)のシカゴブラックホークス
・バスケットボール(NBA)の名門、シカゴブルズ

がシカゴを拠点としており、年間を通してスポーツが盛り上がっています。


1-4.ユニークな食文化


シカゴスタイルのピザ


シカゴのユニークな文化は食文化にも見られます。生地の薄いニューヨークスタイルに対して、分厚い生地の中にチーズをふんだんに詰めたシカゴピザはシカゴに住む人のソウルフードであり、観光客が必ずといっていいほど注目する食べ物となっています。

ほかにも、牛肉をはさんだパンであるイタリアンビーフ、ピクルスなど具をふんだんに盛ったホットドッグなどが、シカゴのソウルフードとして知られています。


2.南北に広がるさまざまな風土


このように「イリノイ州といえばシカゴ」という印象が強くありますが、南北に長いイリノイ州は北から南までさまざまな文化とたたずまいがあります。州の中・南部にはのどかな田舎もたくさんあります。

州で最大の州立大学、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(University of Illinois, Urbana-Champaign)は、シカゴから車で2時間ほど南へ下った場所にあり、その環境はシカゴとはまったく異なります。

州の真ん中には、州都のスプリングフィールドがあります。そのスプリングフィールドとシカゴのちょうど中間あたりに位置するノーマル市にはイリノイ州立大学(Illinois State University)があり、留学生の学費が安い大学として知られています。

さらに南へ下ると、南イリノイ大学(Southern Illinois University)のキャンパスがいくつかあり、エドワーズビル校(Southern Illinois University, Edwardsville)は、ミズーリ州のセントルイス市からもたくさんの学生が入学します。南イリノイ大学カーボンデール校(Southern Illinois University, Carbondale)はイリノイ州の最南端にあり、ケンタッキー州まではすぐそこです。

シカゴから南へ車で下っていくと、見わたす限りのトウモロコシ畑が広がっており、トウモロコシ栽培が州でいかに重要かがわかるでしょう。


3.イリノイ州の大学


イリノイ州にはすぐれた有名大学がたくさんあります。シカゴ周辺にある大学から簡単に紹介しましょう。


3-1.シカゴ大学


シカゴ大学


シカゴの名門といえば私立のシカゴ大学(University of Chicago)です。そのレベルはハーバードやスタンフォードにも劣りません。全米でもよりすぐりの勉強熱心な学生たちが学んでいます。経済学の世界では「シカゴ学派」が知られ、ノーベル賞受賞者もたくさん輩出しています。


3-2.ノースウェスタン大学


ノースウェスタン大学


シカゴ大学と並び称される名門がノースウェスタン大学(Northwestern University)です。ミシガン湖に沿ったエバンストン市に位置し、シカゴまでは車で10分ほどです。日本ではそれほど知名度が高くないかもしれませんが、「中部のアイビーリーグ」の異名をとり、大学院ではビジネススクール(経営学大学院)がとりわけ有名です。


3-3.イリノイ大学シカゴ校

シカゴ最大の州立大学といえば、イリノイ大学シカゴ校(University of Illinois at Chicago)です。シカゴの行政、教育、医療の現場にたくさんの卒業生を送りこんでいます。都市部に位置するため、インターンシップの機会はたくさんあります。


3-4.イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校


イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校


イリノイ州の州立大学システムの本校(いわゆるFlagship Campus)が、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校(University of Illinois at Urbana-Champaign)です。3万人以上の学生を抱えるマンモス大学で、パブリックアイビー(すぐれた州立大学の総称)の代表校でもあります。アーバナ市とシャンペーン市という2つの街にまたがって位置し、地域の経済を担っています。このエリアは、全米でも屈指の大学街で、大学生が学業に励むために必要なものがすべて整っています。

大学スポーツも非常に盛り上がります。強豪校ばかりが参加するインカレリーグ「ビッグ10」のメンバーで、オハイオ州立大学やミシガン大学とのアメリカンフットボールの試合は全米に放映されます。


3-5.イリノイ州立大学

イリノイ州立大学(Illinois State University)は前述の通り、学費が安い州立大学です。ノーマル市はのどかな田舎で日本人も少ないため、英語を上達させるのに適しているかもしれません。


3-6.ノックス・カレッジ

ノックス・カレッジ(Knox College)は、伝統あるリベラルアーツ・カレッジで、もともと反奴隷制度を訴える人々によって設立されたこともあって、自由な学風がみなぎっています。中西部きっての名門大学で、留学生の割合も高く、また大学院へ進学する卒業生もたくさんいます。ボランティアをはじめとした社会貢献にも力を入れています。


3-7.レイクフォレスト・カレッジ


レイクフォレスト・カレッジ


美しいキャンパスに定評があるレイクフォレスト・カレッジ(Lake Forest College)もまた、中西部有数のすぐれたリベラルアーツ・カレッジです。学生数は2,000人に満たないものの、全米そして全世界から勉強熱心な学生たちによる知的コミュニティが築き上げられています。留学プログラムやインターンシップ、スポーツにも力を入れています。


3-8.イリノイ・ウェズリアン大学

イリノイ・ウェズリアン大学(Illinois Wesleyan University)は、Universityと名がつくものの、全米的に評価の高いリベラルアーツ・カレッジです。学生の8割近くが寮生活を送り、キャンパス内のイベントも豊富にあります。スポーツの強豪校としても知られています。

このようにイリノイ州は、私立・州立を問わず、また大規模・小規模にかかわらず、すぐれた大学をたくさん抱えています。シカゴとトウモロコシ畑だけではない、留学先としての魅力もたっぷりの州といえるでしょう。


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