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サウスダコタ州と、サウスダコタ州の大学を知ろう


サウスダコタ州と聞いて、みなさんはどんなイメージを抱くでしょうか? 「聞いたことはあるけどよく知らない」、あるいは「聞いたこともない」という人も多いのではないでしょうか。

たしかにサウスダコタ州は、アメリカでも決してポピュラーな州ではありません。ざっくばらんにいってしまえば、田舎の州です。

そんなサウスダコタ州とは、いったいどんな州なのでしょうか? またこの州にはどんな大学があるのでしょうか? 以下に詳しく解説します。アメリカのザ・田舎に留学してみたい! という人はぜひ参考にしてください!


サウスダコタ州

もくじ

1.サウスダコタ州とは
 1-1.サウスダコタ州の地理
 1-2.サウスダコタ州の歴史

2.サウスダコタ州の観光

3.サウスダコタ州の都市

4.サウスダコタ州の大学について
 4-1.サウスダコタ大学
 4-2.オーガスタナ大学
 4-3.スーフォールズ大学


1.サウスダコタ州とは



まずはサウスダコタ州の概要について、その地理から述べたいと思います。




1-1.サウスダコタ州の地理


バッドランズ国立公園

バッドランズ国立公園



サウスダコタ州はアメリカの中西部に位置し、北をノースダコタ州、東をミネソタ州、南をアイオワ州とネブラスカ州、西をワイオミング州とモンタナ州に接しています。これら、サウスダコタ州を取り囲んでいる州も、だいたい田舎の州です。海には面していません。

面積は日本の53%ほどで、これは全米50州のうち17番目の大きさです。一方で人口密度はとても小さく、土地の大部分が渓谷や草原です。そして広大な農地と牧場が広がっています。

ミズーリ川が州の中央を南北に走り、川の東側と西側で風土が異なります。東側は肥沃な農地で、西側は「大平原」の一部を成していて、地平線いっぱいに草原が広がり、その中に起伏のある渓谷やビュートと呼ばれる丘が点在しています。

エリアによってさまざまな地形が見られるのが、サウスダコタ州の地理の特徴です。




1-2.サウスダコタ州の歴史


サウスダコタ州の風景

サウスダコタ州の風景



現在サウスダコタ州と呼ばれるエリアには、かつてはネイティブ・アメリカンの人たちが住んでいました。これは他の州と同じです。その中でスー族がこの州で勢力を伸ばしていきます。

17世紀にフランス領になり、1803年にルイジアナ購入によってアメリカに買われました。やがて1889年に、ノースダコタ州と一緒に合衆国に加盟します。ノースダコタ州とサウスダコタ州はそんな理由から「双子の州」などとも呼ばれますが、どちらが先に合衆国に加盟したのか、いまでも論議の的になっています。

19世紀後半にはゴールドラッシュで湧きました。その間、白人とネイティブ・アメリカンの人たちとの間で幾度となく激戦が行われました。

「ダコタ」とはスー族の言葉で、「仲間」や「友人」を表します。いまでもネイティブ・アメリカンの文化や風習がよく残っています。州の人口9割近くが白人ですが、マイノリティのうち最も人口が多いのがネイティブ・アメリカンです。




2.サウスダコタ州の観光


ラシュモア山

ラシュモア山



サウスダコタ州の経済を支えているのは農業ですが、観光業もまた大きな産業の1つです。

サウスダコタ州の観光スポットとしては、なんといってもラシュモア山が有名です。ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルト、エイブラハム・リンカーンという4人の大統領の顔が彫られたこの岩山は、かつてはネイティブ・アメリカンの聖地でした。年間に200万人以上の観光客が訪れています。サウスダコタ州のことを「ラシュモア山の州」と呼ぶ人も少なくありません。

そのほか、バッドランズ国立公園をはじめとした雄大な自然も、州内外からの観光客を集めています。洞窟も有名です。ブラック・ヒルズは、ロッキー山脈より東では最も高い標高の山地です。ここもやはり、ネイティブ・アメリカンの聖地です。




3.サウスダコタ州の都市


スーフォールズのダウンタウン

スーフォールズのダウンタウン



州最大の都市はスーフォールズで、この都市圏には23万人ほどが住んでいます。州民の4人に1人がこのエリアに住んでいることになります。20世紀初頭には、簡単に離婚ができる町として有名だったことがあります。現在は金融業が盛んです。

州都はピアという小さな町で、人口は14,000人に満ちません。州都でこれだけ人口が少ないのは、バーモント州のモントピリエに次いで全米で2番目です。

このようにサウスダコタ州には、いわゆる大都市がありません。のんびりした田舎暮らしが好きな人にはもってこいの州です。




4.サウスダコタ州の大学について



サウスダコタ州にはそれほど大学の数は多くありません。すべての大学に共通していえるのは、東部や西部の大学に比べると学費が安いこと。ここでは3つの大学を紹介しましょう。




4-1.サウスダコタ大学


サウスダコタ大学

サウスダコタ大学



サウスダコタ大学(University of South Dakota)は、州を代表する州立総合大学です。

看護学のカリキュラムがよく知られています。ビジネスや心理学なども人気の高い分野です。

ここの学生の典型は、中西部の白人で、やや保守的。通学には不便な立地なので、州立の総合大学にしては寮生活を送る学生が多く、7割前後の学生がキャンパス内の寮に住んでいます。




4-2.オーガスタナ大学


オーガスタナ大学

オーガスタナ大学



サウスダコタ州を代表するリベラルアーツ・カレッジ、それがオーガスタナ大学(Augustana University)です。中西部ではそれなりに名の知れた良質の大学です。

州最大の都市スーフォールズにキャンパスをかまえ、学生の7割ほどが寮生活を送っています。

50ほどある専攻分野の中では健康科学、ビジネス、教育学などが人気です。キリスト教の精神にのっとったボランティアも活発に行われています。

学生も敬虔なキリスト教徒が多く、やや宗教色が強く、画一的な学風がうかがわれます。




4-3.スーフォールズ大学



やはりスーフォールズにキャンパスをかまえるもう1つのリベラルアーツ・カレッジが、スーフォールズ大学(University of Sioux Falls)です。

伝統的なリベラルアーツ教育に加えて成人教育・職業教育にも力を入れていて、地域住民のニーズによく応えています。ビジネス、健康科学、教育学などが人気の専攻分野で、どちらかというと実学系の分野に人気が集まっています。

キリスト教の精神は活発なボランティア活動にあらわれています。学生の6割ほどが寮生活を送り、キリスト教の理念にもとづいた温かくフレンドリーなキャンパスを築き上げています。




以上、サウスダコタ州と、サウスダコタ州の大学をご紹介しました。アメリカの中西部の中でも、とくに田舎の州といえますが、農業国アメリカを支えているのは、じつはこんな州であったりもします。敬虔なクリスチャンの白人が多い州ですので、気風はやや保守的かもしれませんが、アメリカの田舎に興味があるという人は、ぜひチェックしてみてください!




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