ジョージア州と、ジョージア州の大学を知ろう


ジョージア州は、アメリカの南部を代表する州です。日本では、1996年のアトランタ・オリンピックで知名度が一気に高まりました。

といっても、じつはジョージア州の大学、となるとよく知らないという人がほとんどではないでしょうか。

このページでは、ジョージア州と、ジョージア州の大学について解説します。アメリカ留学にあたって大学を選ぶ際に、参考にしてください!



ジョージア州

もくじ

1.ジョージア州とは
 1-1.ジョージア州の歴史
 1-2.ジョージア州の特徴
 1-3.ジョージア州のスポーツ
 1-4.ジョージア州の自然

2.アトランタ

3.ジョージア州の大学について
 3-1.エモリー大学
 3-2.ジョージア大学
 3-3.ジョージア工科大学
 3-4.アグネス・スコット・カレッジ
 3-5.スペルマン・カレッジ



1.ジョージア州とは


まずはジョージア州の歴史的な成り立ちと特徴について述べましょう。




1-1.ジョージア州の歴史


『風と共に去りぬ』のポスター

『風と共に去りぬ』のポスター



ジョージア州は、1776年にイギリスから独立した最初の13州の1つです。南北戦争では、合衆国から離脱し、Confederate States of America(日本語で「南部同盟」「アメリカ連合国」)にテキサス州、アラバマ州などと共に加盟していました。それまでは奴隷制がジョージア州の経済を成り立たせていたのです。南北戦争では激戦地となりました。このときのジョージア州のありさまは、『風と共に去りぬ』(マーガレット・ミッチェル原作)に活写されています。

南北戦争後のジョージア州は、解放奴隷たちの雇用と教育を大きな課題として抱えることになります。いまでもジョージア州の人口のおよそ3割が黒人です。黒人のために設立された大学もいくつかあります。




1-2.ジョージア州の特徴


アトランタのコカコーラ本社

アトランタのコカコーラ本社



ジョージア州は桃の生産がさかんなことから「ピーチ州」というニックネームがついていますが、近年はブルーベリーの生産も盛んです。

また、たくさんの有名企業がジョージア州のアトランタを本拠地としています

コカコーラやメルセデスベンツの米国社などがアトランタに本社をかまえており、日本企業も多くアトランタでビジネスをしています。コカコーラはアトランタで誕生しました。アトランタ空港はデルタ航空が本拠地としているために、国際線・国内線ともに、とてもアクセスがよいという利点も見逃せません。

最近は人口もどんどん増えていて、アメリカでも成長が著しい州の1つです。

著名なミュージシャンが数多く育った州でもあります。ゴスペル音楽のメッカであり、アトランタはカントリー・ミュージックの発祥地ともいわれています。レイ・チャールズの「我が心のジョージア」は私たち日本人にもなじみ深い曲ですね。




1-3.ジョージア州のスポーツ


ジョージア・ドーム(右)

ジョージア・ドーム(右)



また、ジョージア州はアトランタを中心にスポーツも盛んです。

アメフト(NFL)、野球(MLB)、バスケットボール(NBA)、アイスホッケー(NHL)、サッカー(MLS)それぞれのプロチームがアトランタを本拠地としています。

大学スポーツもとても盛んで、とくにジョージア大学のアメフトの試合には州民がこぞって応援にかけつけ、大いに盛り上がります。試合が始まるまで、スタジアムの駐車場でバーベキューを楽しむのも、ジョージアっ子の恒例行事です。




1-4.ジョージア州の自然


ジョージア水族館

ジョージア水族館



ジョージア州の魅力はアトランタだけではありません。大自然も堪能できます

ジョージア州はカナダとアメリカの東部を縦断するアパラチア山脈の南端で、アパラチアントレイルと呼ばれる人気のハイキングコースもあります。

また大西洋に面していて、夏にはビーチで海水浴も楽しめます。

さらにジョージア州には南北戦争に関する歴史的建造物や博物館、アメリカでもナンバー1といわれているジョージア水族館があり、全米から観光客を集めています。




2.アトランタ


アトランタの夜景

アトランタの夜景



アトランタは、ジョージア州の州都であり、アメリカ南部屈指の都市であり、ジョージア州の経済・文化の中心地です。

南北戦争で1度は灰燼に帰し、公民権運動の舞台ともなりました。マーティン・ルーサー・キング牧師もこの地で活躍しました。そして1996年のアトランタ・オリンピックによって、その存在を世界に知らしめ、いまもめざましく発展しつつあります。

白人よりも黒人の人口がより多く、多種・多様な文化が展開されています。ハイ美術館をはじめとした世界的に有名な美術館や博物館があり、またなんといってもアトランタのミュージックシーンは、アメリカのポピュラー音楽史には欠かせません。アメリカの大学に留学したら、ぜひ1度は訪れたい街、それがアトランタです。




3.ジョージア州の大学について



ジョージア州には、全米的に、また世界的に名の知られた大学がいくつもあります。また、黒人を対象とした大学が少なからずあるのも、この州の特徴といえるでしょう。

それでは、ジョージア州を代表する大学をいくつか紹介しましょう。




3-1.エモリー大学


エモリー大学

エモリー大学



アトランタのダウンタウンから15分くらいのところにある私立のエモリー大学(Emory University)は、日本ではあまり知られていないかもしれませんが、全米では名門中の名門大学として有名です。

合格率はおよそ20%で、入学のむずかしさはアイビーリーグ大学にも劣りません。学生たちの愛学心の強さも、全米随一です。学生の人種が多様で、総じてダイナミックな学生生活を送ることができます。6、7割ほどの学生が寮生活を送っています。

ビジネス、生物学、健康科学などが人気の専攻分野で、とくにビジネスのカリキュラムに定評があります。有名企業がたくさんあるアトランタではインターンシップの機会も豊富にあります。

また留学プログラムも有名で、たくさんの学生が他国への留学を経験しています。




3-2.ジョージア大学


ジョージア大学の図書館

ジョージア大学の図書館



全米的にも知名度が抜群で、世界レベルの研究大学といえるのがジョージア大学(University of Georgia)です。

全米でも最も長い伝統を誇る州立大学の1つで、キャンパスをかまえる街アセンズを、アメリカ屈指の学生街としてつくりあげてきました。

規模が大きいので、教授によっては、教育よりも自身のリサーチに力を入れがちという側面はありますが、「リサーチ大学」としての地位は高く、とくに大学院レベルの教育学と法学(ロースクール)はよく知られています。

人気の専攻はビジネス、心理学、生物学などで、とくにビジネス系の専攻に人気が集まっています。

スポーツの強豪校としても全米的に有名で、アメフトの試合には学生たちだけでなく、地域の住民もこぞって応援にかけつけます。




3-3.ジョージア工科大学


ジョージア工科大学

ジョージア工科大学



ジョージア工科大学(Georgia Institute of Technology)は、全米屈指の工科系大学の名門州立大学です。「ジョージア・テック(Georgia Tech)」の愛称で呼ばれています。

キャンパスはアトランタ市内にあり、インターンシップや産学連携にかかわるチャンスがたくさんあります。工学とビジネスの分野にとくに定評があります。ほかに、生物医療学や宇宙工学、化学、情報科学といった分野の評価も全米トップクラスです。それらの施設もとても充実しています。

学生たちはきわめて勉強熱心ですが、スポーツの強豪校としてもジョージア・テックは有名です。ライバル校であるジョージア大学とのアメフトの試合は大いに盛り上がります。




3-4.アグネス・スコット・カレッジ


アグネス・スコット・カレッジ

アグネス・スコット・カレッジ



ジョージア州には、すぐれたリベラルアーツ・カレッジも少なくありません。その1つが、アグネス・スコット・カレッジ(Agnes Scott College)です。

南部を代表する女子大で、世界の舞台で活躍する女性リーダーの育成を理念にかかげています。学生同士が助け合い、励まし合う気風がみなぎっていて、愛学心が強く、卒業生たちのネットワークもよく整っています。

小規模大学らしく、個々の学生へのていねいできめこまかい指導には定評があります。心理学、ビジネス、歴史学などが人気の専攻分野ですが、神経科学のカリキュラムがすぐれていて、この分野を専攻する学生も少なくありません。ボランティアや留学プログラムも充実しています。

アトランタへはキャンパスからシャトルバスが出ていて、週末の息抜きにはことかきません。




3-5.スペルマン・カレッジ


スペルマン・カレッジ

スペルマン・カレッジ



スペルマン・カレッジ(Spelman College)もリベラルアーツの女子大です。

アグネス・スコット・カレッジと違うのは、この大学が黒人女性のために設立されたことです。南部には黒人への教育を目的として設けられた大学がたくさんありますが、この大学はその代表学です。これまで数多くの重要な黒人女性リーダーを世に送り出してきました。いまの学生たちも、その伝統に誇りをもっています。

人気の専攻は政治学、生物学、心理学などで、実学よりも伝統的なリベラルアーツ系の分野が好まれています。

留学先としてはかなり特殊な大学ではありますが、このような大学もアメリカには少なからずあるということは知っておいていいと思います。



以上、ジョージア州と、ジョージア州の大学について紹介しました。アメリカ南部は、東部や西部のはなやかさに隠れて、留学先としてなかなか候補にのぼらないかもしれません。また南部はそれなりに独特な歴史と価値観、文化をはぐくんできましたので、多くの人が思い浮かべるアメリカとは、異なる姿をしているともいえます。

アメリカの「南部」に興味がある人は、ジョージア州の大学にも目を向けてはいかがでしょうか?




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