アラスカ州と、アラスカ州の大学を知ろう


アラスカ州は、アメリカの他の州いずれとも接していません。地理的にはカナダの北西にあって、ベーリング海を隔ててロシアと接している、というユニークな州です。

年間平均気温は摂氏2度くらい、冬は極寒になります。10万以上の氷河があるともいわれています。

そんなアラスカ州とは、どんな州なのでしょうか? また留学先として検討すべき大学はあるのでしょうか? このページで詳しく解説しましょう。


アラスカ州

もくじ

1.アラスカ州とは
 1-1.アラスカ州の地理
 1-2.アラスカ州の成り立ち
2.アラスカ州の都市
3.アラスカ州の産業
4.アラスカ州と日本の関係
5.アラスカ州の大学について



1.アラスカ州とは


まずはアラスカ州とはどのような州なのか、そのユニークな地理から見てみましょう。




1-1.アラスカ州の地理


アラスカの自然

アラスカの自然



アラスカ州を語るにあたって、まず見逃せないのがそのユニークな地理です。

アラスカ州は、アメリカ合衆国の最北かつ最西の州です。東はカナダ、南・西は太平洋、北は北極海に接しています。ロシアからも50マイルほどしか離れていません。一方で、合衆国のほかのどの州とも接していません。

そしてアラスカ州は、アメリカ最大の州です。アメリカ全土の16%を占めていて、テキサス州の約2倍、そして日本の約4倍もの広大な土地を抱えています。アメリカ最少の州、ロードアイランド州の約425倍の大きさです(といってもピンとこないですよね・・・)。人口密度は、50州のうち最小です。

それだけ大きなアラスカ州ですから、気候もエリアによって異なります。それでも短い夏と寒くて長い冬、というのがこの州の気候を特徴づけています。寒いのが苦手、という人はまずアラスカ州への留学は考えないほうがよさそうです。




1-2.アラスカ州の成り立ち


アラスカ州の厳しい冬

アラスカ州の厳しい冬



州の成立までの歴史も独特です。アメリカのたくさんの州がイギリス、フランス、オランダなどのヨーロッパの国に植民地化されていたのに対して、アラスカは1700年代後半にはロシア領となっていて、毛皮の交易などが盛んでした。

植民地化される前のアラスカには、ネイティブ・アメリカンが住んでいました。エスキモーはその代表的なグループです。

アメリカ合衆国が独立宣言をした1776年から長い年月を経て、1867年に、アメリカはアラスカの地をロシアから買収しました。

その後、金を含む天然資源が発見され、土地の重要性が認識されたことで1912年に準州に昇格、その後、石油が発見されたことなどから1959年に正式な州として認められました。アラスカもまた、ゴールドラッシュで賑わった州だったのです。全米で49番目、ハワイ州に次いで新しい州です。アラスカ州が「最後のフロンティア」と呼ばれたゆえんです。

州の名前は、エスキモー系先住民族のイヌイット語の「広大な土地や半島」(Alakshak)に由来するといわれています。州全体では白人が多数を占めていますが、いまだに先住民族の人口も比較的多く、カジノなどを経営して生計を立てています。




2.アラスカ州の都市


アンカレッジ

アンカレッジ



アラスカ州の州都は、南東部にあるジュノーですが、最大の都市はアンカレッジで、州民のおよそ半分弱(30万人ほど)が、この街とその周辺に住んでいます。ちなみにジュノーへは、陸路ではたどり着けません!

州第2の都市はアンカレッジから車で6時間ほど北上したところにあるフェアバンクスで、オーロラが見える場所として有名です。フェアバンクスのオーロラシーズンは、何と年間240日以上もあります。日本からのオーロラツアーのメッカでもあります。




3.アラスカ州の産業


デナリ国立公園

デナリ国立公園



アラスカ州は、石油、ガス、金、銀などの天然資源によって経済が支えられています。アラスカ州はテキサス州、ノースダコタ州に次ぐ石油生産量を誇り、州の9割以上の歳入をまかなっています。そのため、州の税金で成り立っている州立大学にとって、石油市場の変動は注目の的です。

ちなみに寒さが厳しいアラスカ州では、人口をキープするために「お小遣い」も出ます。1年以上住んでいる住民は、石油産業などから得た州の収入のうち、1人あたり2,000ドルほどもらうことができます。

アラスカといえばサーモンを思い浮かべる人もいると思いますが、たしかに水産業も盛んです。ほかにもカニ、エビなどさまざまな魚介類が獲れることから、日本企業もアラスカに進出、水産加工業に従事しています。


アラスカ州のオーロラ

アラスカ州のオーロラ



観光も、アラスカ州の主要産業です。

北アメリカ大陸では最高峰、標高6,194メートルのマッキンリー山は「デナリ」と呼ばれ、デナリ国立公園が広がっています。ここにはアメリカで3番目に長い川であるユーコン大河をはじめ、氷河、海洋動物、陸生動・植物などの見どころがあふれています。サケがとれるシーズンには釣り人の聖地ともなります。

アラスカ州の観光客の9割以上がアメリカとカナダから訪れていますが、日本からもオーロラ鑑賞、犬ぞり、釣り、登山などを目的として年間1万人以上の人がこの州を訪れています。




4.アラスカ州と日本の関係


アラスカ州北部の町。真っ白!

アラスカ州北部の町。真っ白!



アンカレッジ国際空港は、国際貨物輸送のハブ港、そして給油場所としても発展しており、日本への貨物輸送にも重要な役割を果たしています。日本から距離的にも近いので、シアトルなどの近辺の主要空港を経由すれば15時間弱で着くことができます。

なお日本とアメリカの国際線がアラスカ上空を通ることが多いのは、留学生にはおなじみかもしれません。

日本とアラスカ州の関係は深く、アンカレッジ市の小・中・高校で日本語教育が行われていたりします。アラスカ州の顔ともいえるアラスカ大学アンカレッジ校やフェアバンクス校でも日本語を学ぶことができます。

北海道をはじめ、秋田県や岐阜県の市がアラスカ州の街と姉妹都市提携をしており、文化交流や学術交流を図っています。




5.アラスカ州の大学について


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アラスカダイガクフェアバンクス校



アラスカ州には、4校の四年制大学があります。

州立の「アラスカ大学システム(University of Alaska System)」が、まずは州を代表する大学といっていいでしょう。

・フェアバンクス
・アンカレッジ
・ジュノー

この3か所にキャンパスをもっていて、アラスカ大学フェアバンクス校(University of Alaska, Fairbanks)がメインキャンパス(本校)です。

この大学は、州随一の研究型総合大学です。州内で唯一、博士号を授与している大学でもあります。アラスカならではの地理、文化、伝統を学ぶことを重視しています。

とくに魅力的なのが、ユニークなプログラムがたくさんあること。山火事を学ぶプログラム、田舎の経済を発展・維持するすべを学ぶプログラム、エスキモーについて学ぶ「エスキモー学」、北極圏について学ぶプログラム、先住民族の言語を学ぶプログラムなど、他の州では学べないような分野がいろいろあります。大気科学や野生動物学もよく知られています。




以上、アラスカ州と、アラスカ州の大学について紹介しました。

アラスカ州は、寒い季節が好き、雪国が好きで慣れている、都会より自然が好きで、変わった留学生活がしたい! という人にはおすすめの州です。もちろん自然は厳しく、寒さも厳しいですが、他の州にはない、アラスカ州ならではの生活を楽しむことができます。

また、西海岸や東海岸に比べると、学費や生活コストを安くおさえられるというのも魅力です。

みんなと違う留学にチャレンジしたい! という人は、ぜひアラスカ州の大学を留学先の候補として検討してみてください!




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