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そうだ、留学しよう

みなさんはじめまして! まなみです。福岡生まれ、福岡育ちの21歳です。いまは、アメリカのバージニア州にある、総学生が600人ほどしかいない女子大に留学しています。日本でこれくらい小さな規模の大学はなかなか見つからないと思います(笑)。小規模の中でもかなりの小規模です。でも、キャンパスはとても広々としていて、山に囲まれた素敵な大学です。

専攻は心理学、副専攻はシアターです。

シアターというと、「え、何を勉強してるの?」とよく聞かれます。シアターとは「演劇」のことですが、勉強するのは演技だけではありません。セットやコスチュームのデザインなどもあります。私の大学はシアターのプログラム(課程)が有名らしく、キャンパス内の劇場で毎学期、舞台の公演があって、私もいままで出演者としてかかわってきました。

ほかにも、乗馬をしたり日本語のクラスのお手伝いをしたりしています。

そんな私がどのような留学生活を送っているのか、これから発信していきます。少しでも、皆さんのお役に立つことができたら嬉しいです。



もくじ

1.このままでいいのだろうか?
2.オーストラリア留学の1年間
3.日本の大学進学vsアメリカ留学
4.アメリカの大学を進学先として選んだ理由
 4-1.リベラルアーツの魅力
 4-2.みんなと一緒はつまらない
5.英語で思いを伝えたい
6.留学する勇気の根っこにあるもの


1.このままでいいのだろうか?


今回は、私がアメリカの大学への留学を決意したいきさつをお話ししたいと思います。

私は、私立の中学校に入学し、そのまま高校に上がりました。いわゆるエスカレーター式です。留学については、「英語が話せたらかっこいいな~」「海外に友だちができたら楽しいだろうな~」と思っていました。逆にいうと、そんなことしか思っていませんでした。

毎日楽しく高校生活を過ごしていましたが、大きな疑問が一つありました。

このままでいいのだろうか?

これは中高一貫の学校に通っている人の多くが、1度は考えることではないでしょうか?


2.オーストラリア留学の1年間




ルーティン化された高校生活に物足りなさを感じていた時期に、私がハマった映画がハイスクールミュージカルでした。「海外に行ったらこんな学校生活を送れるかもしれない」と思った私は、1年の留学を決断。初めはチェコに行こうと思っていましたが、いろいろあってオーストラリアに決定。

「オーストラリアで毎日ハッピーに過ごしましたとさ」と物語が終わればいいのですが、そうはなりません(残念ながら笑)。

オーストラリアではうまくいかないことばかり。ホストファミリーとの関係に悩み、いつまでたっても上達しない英語力に絶望し、自分の不甲斐なさに苛立ち、毎日日本に帰りたいと思っていました。

とくにホストファミリーとの関係は日に日に悪化するばかり。私を置いてショッピングに行くホストペアレントと死んだゴキブリを私のベッドに置くホストシスターとは、同じ家にいるのに話さないのが当たり前。ホストシスターに空のペットボトルを背後から投げつけられて、ブチギレたこともありました。

この話をすると「なんでホストファミリーを変えなかったの?」と質問されることがあります。単純に負けたくなかった。「向こうが私のことを嫌いなら、こっちは何があっても離れない」と決めていました。

それで何とか11か月を乗り切ることができました。ちなみに私がオーストラリアを発つ際、ホストファミリーは空港の見送りにも来ませんでした(笑)。

こんな生活を終えて日本に戻ったとき、私が強く思ったとことがあります。

もう2度と日本を出ない!!


3.日本の大学進学vsアメリカ留学


日本に戻って高校に復学した私を待っていたのは文理選択でした。高校生にとって大きな別れ道です。

私は、自分が何をしたいのかわかりませんでした。「とりあえず」理系を選び、「とりあえず」理系科目を勉強しましたが、やはり自分が何をしたいのか見えてきません。周りのみんなが志望大学を決め、受験モードに入って行く中、私には目標がありませんでした。

「やりたいこともわからないし、とくに秀いでているものもないしなぁ」。そう、私は頭が特別いいわけでもなく、みんなに自慢できるような特技もありません。

そんな私にピッタリだった選択がアメリカの大学でした。そして、何よりもワクワクするのはアメリカの大学だと直感で思ったのです。


4.アメリカの大学を進学先として選んだ理由


私が直感的にアメリカの大学がピッタリだと思ったのは、大きく2つの理由があります。

まず、リベラルアーツの大学に行けば、専攻を決めずに入学できること、そして、アメリカの大学に行っている人は少ないから、何となく目立つはずだと思ったことです。


4-1.リベラルアーツの魅力


リベラルアーツ教育とは、理系文系というように学問を縦割りにしない教育です。リベラルアーツ・カレッジ(※)には、多くの学生が、専攻を決めずに入学します。将来の夢を模索中だった私にはピッタリでした。

入学当初はコミュニケーションを専攻しようと思っていましたが、それを心理学に変更できたのも、リベラルアーツの大学ならではのことだと思います。

(※)リベラルアーツ・カレッジ:幅広くさまざまなことを学び、将来のリーダーとしての土台を築くことに力を入れている大学。アメリカには600ほどのリベラルアーツ・カレッジがあり、いずれも小規模で寮生活を重んじている。


4-2.みんなと一緒はつまらない


私の周りには(少なくとも福岡には)、海外の大学に行っている人はそんなに多くいませんでした。

「いま、すでに知っている人の後輩や同級生になるのはおもしろくない」と思っていた私が、どうしたら目立つかを考えた結果、アメリカの大学に行きついたのだとも思います。自分の個性をつぶさないための選択です。


5.英語で思いを伝えたい


私がアメリカの大学への留学を決意したのは、もう1つの理由がありました。

先ほど書いた通り、オーストラリアでの留学生活は、私が憧れていたものとは違いました。それでも、多くのことを学びました。

たとえば、家族と友だちの大切さ1通の手紙がどれだけ人を幸せにすることができるのかといったことは、あの1年がなければ、気がつくことはなかったと思います。

そのような経験をさせてくれた、オーストラリアのホストファミリーや友だちともっと話したい、英語が唯一のコミュニケーションツールではないけれど、もっと英語で伝えたいという気持ちがだんだん強くなっていきました。溢れてきました。

私の英語に関しての目標は、オーストラリアのホストシスターと喧嘩をして、ちゃんと言い返すことです。それを達成するためにも、英語を話す環境に飛び込んでいきたいと思ったのです。


6.留学する勇気の根っこにあるもの


私がオーストラリアから帰ったときは、正直、留学してよかったのかどうかわかりませんでした。でも、時間がたって見えてくるものもあります。英語力は、少しは伸びたと思います。そして、自分は何者なのか、日本人としてのアイデンティを考えるきっかけになりました。1度立ち止まると、自分の成長がわかるものだと実感させられました。

心理学者のアドラーは「人は経験そのものではなく、経験に与える意味によって、自らを決定する」と唱えています。人にとって大事なことは経験ではなく、それをどういう視点で見てどのように自分の中に落とし込むかです。

いまの生活を変えるには勇気が必要です。勇気を出すためには、何かしらの根拠が必要です。私もオーストラリアでの経験を2年後に振り返り、意味づけをして、アメリカ留学する際の勇気に変えたのだと思います。

これから留学したいと思っている人も、いままで自分が経験したことを振り返り、意味づけをして、それを留学の根拠にしてみてはどうでしょうか?


帰国して1年後にあった、オーストラリアでのformal


まなみさんの記事一覧

・第1回 そうだ、留学しよう
・第2回 私を大切にしてくれるアメリカの大学を探して
・第3回 アメリカ留学生活がスタート! 怒涛の1週間をレポート
・第4回 アメリカ留学中にジャマイカへ\(^o^)/・・・大学の授業の一環です。
・第5回 アメリカに留学して考えた「英語」のこと
・第6回 アメリカ留学中のお金の使いかた。何に、どれだけのお金がかかるのか?
・第7回 アメリカの大学の「お休み」。留学生はどう過ごす?
・第8回 アメリカ留学中の安全・健康管理
・第9回 アメリカ留学1年目に直面した「壁」
・第10回 アメリカの大学に留学して、どのように友だちをつくるか?

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