英語力だけじゃない! 私が実感したアメリカ留学のメリットとは?

みなさんこんにちは、アイオワ州の大学に留学中のさなです!

ついに長い夏休みが終わりを告げ、秋学期が始まりました(2018年9月上旬時点)。アメリカの大学キャンパスに帰ってくると、夏休み前とはまた違ったフレッシュな雰囲気が流れていて、今学期もがんばろうという気持ちになれました。

キャンパスの美しい緑


今回は、私の1年間の留学経験を振り返って、私自身がどのように成長したのかを書きたいと思います。留学といえば英語力にフォーカスされがちですが、英語だけではない、留学のメリットについてお話しします。

もくじ
1.留学してどのようなスキルが身についたか
 1-1.パソコンのスキル
 1-2.タイムマネジメントのスキル
 1-3.コミュニケーション能力
 1-4.自己アピールのスキル
2.留学して内面的にどのように成長したか
 2-1.自分に自信がもてるようになった
 2-2.物怖じしなくなった
 2-3.自分の意見を言えるようになった
 2-4.多様な視野が身についた
3.留学は自分を変えるチャンス


1.留学してどのようなスキルが身についたか


まず、パソコンや、スケジュール管理、コミュニケーション能力といった日常生活で役立つスキル面で、私自身が成長したと思えることをお話しします。


1-1.パソコンのスキル

アメリカの大学では、個人情報の管理や授業の予習復習、宿題の提出などのほとんどがオンラインで行われます。必然的に、毎日のようにパソコンを使うことになります。

たとえば、先生が授業でパワーポイントを使うので、予習復習のためにそのスライドがインターネットにアップされるのはもちろん、履修登録もオンラインで行います。宿題のエッセー(作文)でも手書きではなく、オンラインで提出するのが普通です。

私はアメリカの大学に留学するまでほとんどパソコンに触れたことがなかったので、留学当初は苦労しました。それでも、いろいろなことをこなしていくうちに自然とパソコンを使えるようになりましたし、タイピングも早くなりました。

私が留学している大学ではパソコンが苦手な人のためにWindowsの使いかたを教えてくれる授業があります。普段の授業で使うのはWordが多いのですが、AccessやExcel、PowerPointなども学べます。


1-2.タイムマネジメントのスキル

アメリカの大学では、授業や行事が毎日のようにたくさん詰まっているので、スケジュール管理がとても大切になってきます。

宿題や予習復習を含めてやることが多く、忘れていたリーディングやエッセーの宿題があったときには…もう夜は眠れません…。留学して最初の1年はそのような悲劇を何回か起こしてしまったのですが、そんな悲劇を回避するために、手帳、カレンダー、ホワイトボードを駆使するようになりました。

手帳は毎日持ち歩いて、授業やその日の予定を書き込んでいます。

カレンダーには、テストや、予習のために読まなければならないページを書いて、勉強専用として使っています。

ホワイトボードには、特に大切な日の予定や、やるべきことを書いて、漏れがないように心がけています。

その結果かどうかわかりませんが、勉強と遊びとのメリハリがある留学生活を送れるようになったような気がします。留学して最初の頃は勉強ばかりしていて、なかなか友だちと集うイベントに参加できていませんでしたが、たくさんの宿題をこなしながら、クラブ活動やイベントに参加するうちに、友だちと遊ぶのも留学生活の大切な一部だと気づきました。

いつも持ち歩いている手帳



1-3.コミュニケーション能力

日本にいたときと比較して、自分の中でかなりの変化を感じられたのがコミュニケーション能力です。

日本の高校では、クラスのメンバーが決まっているので、自然とみんなと仲よくなれます。でも、大学には高校のようなクラスはありません。科目によってクラスメイトも違います。そのため、友だちづくりも少しむずかしくなります。自分から話しかけることがとても大切になってくるのです。

私は、授業の初日に隣の学生に話しかけることと、その子に質問することを決めています。専攻や今期とっている科目、クラブ、出身地などは、相手を知るのにとてもいい質問だと思います。


1-4.自己アピールのスキル

科目によっては、授業の初日に教授と学生が自己紹介をします。先生が自己紹介で盛り込むべき内容を与えてくれるのですが、その中で私がおもしろいと思ったのは、Interesting/fun things about me(私のユニークなところ・おもしろいところ)です。自分自身をさらけ出せるおもしろいテーマだと思います。

この課題が与えられたとき、私はいつも「パスタのトマトソースは食べられるけど、生のトマトが食べられない」と言っています。また日本出身だというだけで興味をもってくれる学生もかなりいます。

このようなことを繰り返すうちに、「いかに自分に興味をもってもらえるようにするか」を考えられるようになりました。


2.留学して内面的にどのように成長したか


留学生も多様性に貢献しています

次に、アメリカでのさまざまな経験や人とのつながりを通して、内面的に自分が成長できたことについてお話ししたいと思います。


2-1.自分に自信がもてるようになった

私は小さい頃から、すぐに他人と自分を比べて、勝手に落ち込むネガティブ思考の持ち主でした。

それが、アメリカに留学して、自分は自分でいいんだと気づき、自分にしかない強みを見つけ出すことができました。また、アメリカにいると英語を話すのが普通ですが、日本に一時帰国したときに「英語が話せてすごいね」といわれたとき、苦手だった英語もいまは自分の強みになるのだと思い、自分に自信がもてるようになりました。


2-2.物怖じしなくなった

自分に自信がもてるようになったことと関係があると思いますが、私は極度のあがり症です。そのため、最初のプレゼンテーションのときにはとても緊張して、何度も手のひらに人という字を書いていました。それも、回を重ねるうちにだんだんと慣れていきました。

また、目上の人と話すときもとても緊張してしまっていたのですが、アメリカでいろいろな人と出会い、話す機会を通して、この緊張も克服しました。


2-3.自分の意見を言えるようになった

留学する前の私は自分の意見を言うことができず、人の意見に流され、何に対してもYesと答えていました。それが留学して、エッセー(作文)の作成やディスカッションを通して、自分の考えを述べることはいいことだ、むしろ黙っているほうがよくないのだと気づきました。

自分が嫌だと思ったことをきちんと相手に伝える大切さも知りました。伝えたことで関係が悪化してしまうかもしれないという心配もあって、ずっと我慢していることもあったのですが、伝えてしまったら意外と簡単な問題だったということもありました。


2-4.多様な視野が身についた

日本にいたときの私は、「この答えが正しい」というように、正解は1つしかないと思っていました。固定観念が強く、いま思うととても視野が狭かったと思います。

それがアメリカの大学に来て、日本にいたらなかなか出会う機会がないような、さまざまなバックグラウンドをもつ人と出会い、多様な文化・価値観を知りました。最初は理解できないと思ったことも、いまでは話せば話すほど、その人やその出身国の興味深さに気づけるようになりました。

それに加えて、離れてからわかる日本という国のよさにもあらためて気づきました。他の国に興味をもつだけではなく、自分の国の文化もあらためて触れてみたい、学び直したいという気持ちになりました。


3.留学は自分を変えるチャンス


留学は「人生の旅」かも?

アメリカ留学を通して、英語力だけではない多くの成長を感じられました。初めての経験ばかりで、うまくいかないこともあって、落ち込むことも少なくはないですが、そのような経験も含めてすべてがいい思い出です。

また、意識の高い友人に囲まれ、自分もがんばろうという気持ちになれます。お互いに切磋琢磨しながら過ごす大学生活はとても充実していて、自信をもって楽しい!と言えます。

留学は自分を変えるチャンスです。とてもエキサイティングな経験ですよ!


さなさんの記事一覧

・第1回 英語ができない私が留学を決意した理由
・第2回 「大好き!」と言える大学に留学できた
・第3回 アメリカ留学に避けて通れない「エッセー」とは?
・第4回 私のアメリカ留学がいよいよ始まった!
・第5回 留学すると7kg太る? アメリカ大学生の食生活
・第6回 アメリカの大学で学ぶ留学生のとある1日
・第7回 英語のテストが1点だった私の留学までの道のり
・第8回 留学して1学期めと2学期めとの間に感じた「変化」


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