留学すると7kg太る? アメリカ大学生の食生活
みなさんこんにちは! アメリカの小さな大学に留学中のブログライター、さなです。辛くたいへんな期末テストを乗り越え、アメリカの大学にもついに夏休みがやってきました!(2018年5月時点)
夏休みはとても長く、私の大学では5月上旬から8月中旬まで、約3か月間半が夏休みです。私は日本に一時帰国し、アメリカではなかなか食べられない美味しい日本食を日々堪能するつもりです。
そこで今回は、アメリカの大学での食事についてお話ししたいと思います!
もくじ
1.留学すると1年で7 kg太る!?
2.アメリカの大学の「学食」
3.アメリカの学食の献立
3-1.朝食のメニュー
3-2.昼食のメニュー
3-3.夕食のメニュー
3-4.レイトブレックファースト
4.留学中の自炊
4-1.日本食クッキング
4-2.世界の料理を味わう
5.外食
6.世界の料理を食べるイベント
6-1.インターナショナルウィーク
6-2.インターナショナルバンケット
7.まとめ
1.留学すると1年で7 kg太る!?
みなさんはFreshman 15という言葉を聞いたことはありますか?
Freshmanとは大学1年生のことで、15とは15パウンド(約6.8 kg)のこと。つまり、アメリカの大学1年生は、7 kg近く体重が増えるという言い回しです。
私が見るところ、日本人留学生の場合は、体重が増える人と、ごはんを食べなくなって痩せる人の2パターンがあるように思います。ちなみに私はFreshman 15の通り、みごとに太りました!
2.アメリカの大学の「学食」
アメリカの大学は寮生活が基本です。食事は、ビュッフェ式のカフェテリア(日本でいうところの学食)で済ませます。アパートに住んでいる学生など、寮生活を送っていない学生でもカフェテリアを利用できます。
カフェテリアの利用にあたっては、3つのミールプランの中から選びます。1週間の食事回数(11食・16食・21食)によってプランが異なります。
ただしプランによって料金は変わりません。食事の回数が少ないミールプランを選ぶと、その分、キャンパス内の購買部で使えるお金が多くなるというシステムです。
カフェテリアのオープン時間は、平日・土曜日は
朝7:15〜9:00
昼10:45〜14:00
夜16:45〜19:00
で、日曜日は朝・昼が「ブランチ」となって10:45〜12:45、そして夜は同じく16:45〜19:00にオープンします。
3.アメリカの学食の献立
アメリカの食事というと、どんなものを想像しますか?
ピザ、ハンバーガー、フライドポテト、チキンナゲット、シリアルなどなど、パンが主食のあぶらっこい食事を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
では早速、アメリカの大学のカフェテリアの献立を見てみましょう!
3-1.朝食のメニュー
朝は基本的にパンかシリアルが主食です。そのほかに、ゆで卵またはスクランブルエッグ、ポテト、ハムまたはソーセージという組み合わせです。
アメリカの人はよくコーヒーを飲むので、コーヒーの種類がたくさんあり、目を覚ますのにぴったりです。私は留学前はコーヒーが飲めなかったのですが、アメリカの大学に来てから飲めるようになり、いまでは朝の日課になっています。
3-2.昼食のメニュー
お昼はパンかパスタがメインです。それに加えて日替わりのハンバーガーが毎日並び、自分で具材を選んでオーダーできるサンドイッチカウンターもあります。さらにアメリカの伝統料理である、マカロニアンドチーズや、マッシュドポテトなどが並び、テレビで見るようなザ・アメリカのごはんです。
3-3.夕食のメニュー
お昼と似ていますが、その中でも学生の楽しみはステーキデイです。その日は献立がいつもよりも豪華になります。たまにステーキが出てくる日を楽しみに、学生は日々のべん今日をがんばるのです。朝・昼・晩ではメニューが異なりますが、時間帯によって並ぶメニューは毎日似ています。まさにみなさんが想像するような、「アメリカらしい食事」のオンパレードだと思っておけば間違いありません。
3-4.レイトブレックファースト
期末テスト直前の深夜に、教授がカフェテリアで簡単なごはんをふるまってくれます。ごはんを食べに行くというより、テスト勉強の合い間の気分転換として、多くの学生がカフェテリアに集まります。
4.留学中の自炊
普段の留学生活では、勉強が忙しいので、食事はカフェテリアを利用していますが、休日など時間があるときは自炊をします。
4-1.日本食クッキング
1人でさっと日本食をつくったり、友だちと一緒につくったり。ヨーロッパやアメリカ出身の友だちはあまり日本食に馴染みがないので、食べるときの反応がとても楽しみです。私のオススメはお米をまとめて炊いて、おにぎりにして冷凍保存すること。レンジで解凍すればすぐに食べられるので、留学中の人、これから留学する人はゼヒ。
また、ホストファミリーと一緒にごはんをつくることもよくあります。
4-2.世界の料理を味わう
他の国から来た留学生の友人がその国の料理をつくってくれることもあります。
日本にいるとなかなかチャレンジしないような料理や、その国の家庭の味を食べられるのでとてもおもしろいです。
5.外食
私の大学の近くにはいくつかのレストランがあります。休日はそこに行き気分転換をすることもしばしばあります。私のオススメのレストランを紹介しましょう。
まずベトナムレストラン。日本にいたときは中華料理以外のアジア料理にはあまりチャレンジしたことがなかったのですが、とてもおいしいです。
アメリカ風の中華レストランもあります。中国人の留学生は「これは中華ではない」と言って、あまり好んでいませんが、私は大好きです。
キャンパスの近くには日本食レストランが3軒ありますが、生魚が食べたくなるとつい行ってしまいます。アメリカンスタイルのカリフォルニアロールなどの巻き物もありますが、本格的な日本の握りも食べられます。中には間違った日本食も・・・。
6.世界の料理を食べるイベント
私の大学では、世界各地の料理を食べるイベントがたくさんあります。今回は大きなイベントを2つ紹介しますが、ほかにもサークル主催のイベントなどでいろんなものが食べられます。
6-1.インターナショナルウィーク
まず、インターナショナルウィークという週があります。多様性やグローバリゼーションへの理解を深めるために、さまざまなイベントが催されます。カフェテリアでは普段の食事に加えて、日替わりで世界各国の料理が食べられます。
6-2.インターナショナルバンケット
インターナショナルクラブ(留学生たちのクラブ)が主催する、世界各国の料理が食べられるイベントです。カフェテリアで私たちインターナショナルクラブに所属する学生がその国のレシピを提供し、実際に自分たちでつくります。学生だけではなく、キャンパス外からもお客さんがたくさん来ます。
私は主催者サイドとしてそのイベントに参加しましたが、3日間かけて準備し、約200人分の料理をつくるのはとても大変でした。しかし、他の国の料理も食べられ、嬉しそうに日本食を食べてくれる人を見て、とても心温まる気持ちになりました。
7.まとめ
わたしは日本食が大好きなので、じつはカフェテリアのごはんにはあまり満足していませんが、カフェテリアで友だちと過ごす時間はとても楽しいです(ピザとフライドポテトはおいしいです。これが太る原因です・・・)。
アメリカ留学の食生活、少し身近に感じてもらえましたか?
さなさんの記事一覧
・第1回 英語ができない私が留学を決意した理由
・第2回 「大好き!」と言える大学に留学できた
・第3回 アメリカ留学に避けて通れない「エッセー」とは?
・第4回 私のアメリカ留学がいよいよ始まった!
投稿日:2018年07月13日(Fri)
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