アメリカ大学のキャンパスライフと卒業後の進路

エキサイティングでスリリングな日々。毎日が新しく、刺激的。勉強は本当に大変だけど、アメリカ留学ほど充実した経験はなかなかありません。

魅力いっぱいのアメリカ大学キャンパスライフを紹介しましょう。


充実した日々! アメリカの大学生の1日

アメリカのキャンパスライフと聞くとどんなイメージでしょうか? プロムに恋愛? サークルや学内起業? 実際の大学生は何をして1日を過ごしているのでしょうか? アメリカの大学で典型的な寮生活を送る、とある留学生(1年生)の1日を見てみましょう。

7:00 起床

目覚まし時計の音に起こされる。寮のあちこちからアラームの音が聞こえる。シャワーを浴びて頭をスッキリさせ、今日の予定を頭の中でシミュレーションしながら、ゆっくり身支度。

8:00 朝食

キャンパス内のカフェテリア(学生食堂)で朝ごはん。トースト、ベーグル、ホットケーキに加えて、スクランブルエッグ、ベーコンかソーセージ、ポテトというのが定番。シリアルもいろいろな種類がある。コーヒーを飲みながら、9:00からのフランス語のクイズ(小テスト)の範囲をおさらい。


9:00-9:50 授業(フランス語)

初級のフランス語。毎回、新しいボキャブラリーと表現を習って、次の授業でクイズを受ける。留学生なので外国語は必修ではないけど、興味があったので履修。アメリカ人のクラスメイトもみんなフランス語は初心者なので、比較的ついていきやすい。

10:00-11:00 宿題

授業がない時間は、だいたい図書館で宿題。自分の部屋に帰ってもいいけど、図書館のほうが集中できる。ちなみに図書館は24時間オープンです。

11:00-11:50 授業(フィットネス)

これは必修。基本的に座学で、健康管理やダイエットについて学ぶ。実際にエクササイズに取り組んで、それをレポートにまとめる宿題が出る。

12:00 昼食

朝食と同じくカフェテリアでランチ。メニューはそれなりにバラエティがあって、メキシカンやアジアン料理も出る。サラダバーやスープバーもある。デザートも取り放題。食べ過ぎ注意です。

13:00-15:00 宿題

部屋に戻ってリーディングの宿題。ネットを見たり日本の友だちとLINEしたり、昼寝することもある。でも夜更かししたくないので、できるだけこの時間に宿題を片づける。リーディングはいくら時間があっても足りない!

15:00-15:50 授業(古代哲学)

私の専攻は哲学なので、これは専攻の必修。初級科目です。宿題として読んできた内容をもとに、先生のレクチャーとディスカッションで授業が進む。ディスカッションはまったく参加できない。内容もむずかしすぎて、授業中は冷や汗かきっぱなしです。先生がすごく優しいので救われている。

16:00-18:30 買い物

今日はたまたま、先輩が買い物に誘ってくれたので、近所のスーパーで日用品を買う。値段はものによるけど日本よりも少し安い感じ。

18:30 夕食

やっぱり学食で。メニューは、ランチに比べるとちょっとだけ豪華な感じ。外食することはほとんどない。時間的にも精神的にもそんな余裕はない(まだペーペーの留学生なので)。

19:30-22:00 宿題

図書館で宿題。どうにか2時間くらいは集中して勉強できるようになった。日によってはこの時間にチューター(上級生の補講講師)に会って課題を見てもらう。この後は部屋に戻ってシャワーを浴びて、明日の授業の内容をおさらいしたり、寮の友だちとおしゃべりしたり。

24:00 就寝

基本的には「何があっても」この時間にはベッドに入るようにしている。今日も全然リラックスできなかったなぁ、とか、もっとメリハリつけなきゃダメだなぁ、とかウジウジ反省しながら、いつしか眠りに落ちる。


寝る暇もない? アメリカの大学の勉強

このように、アメリカの大学における留学生活は、勉強中心です。授業の時間だけでいえば、週に15時間(1日3時間)くらいが標準ですが、そのための宿題に費やさなければならない時間は膨大になります。

アメリカの大学の宿題は、基本的に次の授業の「予習」です。予習しないで授業に臨んでもさっぱりわかりません。どんどん遅れをとって、取り返しのつかないことになりますから、その恐怖にあおられて、留学生たちは本当に必死の思いで勉強します。なにせ2学期続けてC(70点)平均の成績をとったら退学になるのです。

留学して最初の1年は、泣きたくなるくらい勉強に追われますが、2年目からは慣れてきて、ペース配分ができるようになります。先生やクラスメイトに助けを求める方法も身につけていますから、気持ちに余裕ができるはずです。スポーツやクラブ活動に時間を割けるようにもなるでしょう。

とはいえ留学生活は、卒業するまで基本的には勉強中心。心ゆくまで勉強に没頭できる、そんな時期が人生にあってもいいじゃないか? そう開き直るしかありません。


毎日が刺激的! かけがえのない友情が育まれる寮生活

アメリカの大学は寮生活が中心です。キャンパス内で1日24時間、学生として過ごすことになります。協調精神が育まれますし、愛校心も寮生活を通じて培われます。

寮はまた、かけがえのない友だちができる場でもあります。ルームメイトはもちろん、同じ寮で暮らす級友たちと共に毎日を過ごすわけですから、日を重ねるうちに親しみが深まっていき、国境を越えた友情が芽生えていきます。

アメリカの大学には世界から留学生が集まります。卒業する頃には、アメリカだけでなく世界中に友だちができていることでしょう。これは留学体験の最もすばらしいことの1つです。


さらなる飛躍! 卒業後の進路と留学生の「就活」

アメリカの大学を卒業すると、大学院に進学するか、就職するか、ということになりますが、卒業するまでとにかく勉強が大変なので、その後のことは卒業してからゆっくり考えようという人も少なくありません。

大学院に進学する人は少なくありません。その前に少し働いてお金を貯めようという選択をする人もいます。

留学生の就職についていえば、状況はとてもよいです。日本の大学生のような就活ができないことを心配する人もいますが、企業はバイリンガルの人材を求めていますし、留学経験者は大歓迎です。「3日で内定が決まる」といわれる就活イベント:ボストン・キャリアフォーラムで就職を決める留学生もたくさんいます。

実際に留学すると、日本の大学生のような就職の考えかたをする必要がなくなりますし、そのような発想をしなくなります。「自分が本当にしたいことは何なのか?」を考えるのがアメリカの大学という場です。企業のブランドなどは気にならなくなるでしょう。

大学院に行くにしろ、どこかに就職するにしろ、あるいは自分で起業するにしろ、「世界を舞台に、本当にやりたいことをやっている自分」を見いだすことになるはずです。

ボストン・キャリアフォーラム(通称ボスキャリ)について詳しく知りたい人は、以下の体験談を見てみてください!


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