アメリカ留学の大学選び:アメリカ中西部の大学の特徴

アメリカ留学をめざす人にとって、アメリカ中西部はどんなイメージがもたれるでしょうか? 大平原というイメージをもつ人も少なくないかもしれません。たしかに地平線までいっぱいに広がる田園に特徴づけられる中西部ですが、教育レベルは低くありません。すぐれた大学もたくさんあります。そして、じつはアメリカの標準語が使われているエリアでもあります。

アメリカの中西部地域

全米屈指の田園地帯

アメリカ中西部は12の州から成り、見渡すかぎりの大平原に特徴づけられるエリアです。平坦でなだらかな土地は農業にとても適していて、小麦や大豆、トウモロコシの畑が地平線いっぱいに広がり、アメリカの胃袋を満たしてきました。北はカナダと五大湖に接し、南は南部諸州に面しています。この地域の都市は、東部と西部、北部と南部が出会う要所として栄えてきました。オハイオ川とミシシッピ川は農業と水運に大きな役割を果たしています。アメリカの標準語はこの地域で話されていて、アメリカで「最も平均的」ともいわれるのが中西部です。


東部から西部への架け橋として

教育レベルはおおむね高く、総合大学、リベラルアーツ・カレッジともに充実しています。伝統的なリベラルアーツ教育に根ざした大学もあれば、大学院レベルの研究に秀でた総合大学もあり、バラエティに富んでいます。伝統的な大学と新しいタイプの大学が共存していることは、東から西へと発展してきたアメリカの教育が、この地域において過渡期を迎えたことを示しているといえるでしょう。


アメリカの「平均」

中西部の中でもとくにイリノイ州やミシガン州、オハイオ州は教育レベルが高く、一方で西側のノースダコタ州やサウスダコタ州は大学の数が少なくなります。気風としては、五大湖に近いほうがよりリベラルかつ革新的で、西のほうがより保守的、というように大別できますが、おしなべて見ると、やはり「平均的」で「普通」といえそうです。

オハイオ州のコロンバス、ミシガン州のアナーバー、ミネソタ州のセントポール、コロラド州のボルダー、ミズーリ州のカレッジタウンなどが学園都市として知られています。

中西部の州一覧


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