アメリカ留学の出願プロセス:出願に必要なものとは?

アメリカ大学への出願は日本の受験と大きく異なり、一斉の入試がありません。アメリカの大学への出願者は、それぞれの大学が定める出願期限までに願書とさまざまな書類を提出して、個々の大学のAdmissions Office(入学審査を行う部署)の審査を仰ぎます。つまり「書類審査」になるのです。

この書類の準備・作成にかかるプロセスが、アメリカ留学の出願プロセスです。いかにアメリカの大学にアピールできる書類をつくれるかが、合否の大きなカギを握ることになります。


アメリカ留学の出願に必要なものとは?

大学が審査にあたって提出を求めるおもな書類

アメリカの大学への出願の際に、願書(Application Form)のほかに提出するおもな書類を挙げましょう。

高校の成績

高校の成績表です。3年間に学んだすべての科目の成績が記されたものを提出します(英文のもの)。アメリカの大学の入学審査において、最も重視されるのがこの成績です。日本の大学からアメリカの大学への編入をめざす場合は、高校の成績表に加えて大学の成績証明書も提出します。

推薦状

高校でお世話になった先生などに書いていただく推薦文です。だいたいどこの大学でも2通の推薦状の提出を求めています。学力だけでは甲乙つけがたい複数の志願者を比較する材料として使われます。日本の高校を卒業してアメリカの大学に進学する場合には、1通は高3の担任の先生に書いていただくといいでしょう。日本の大学から編入留学をめざす際には、大学の先生に書いていただくのがいいでしょう。日ごろから先生がたと信頼関係を築いておく努力が大切です。

SAT®、ACT®、TOEFL®テストなどのスコア

SAT®とACT®は、アメリカの高校生が、大学での学業にどれだけついていけるか、どれだけ学力的にその準備ができているか、を測るテストです。全米的なスタンダード(標準)に基づいているので、これらのテストをStandardized Tests(標準テスト)といいます。アメリカの高校生は、SAT®もしくはACT®を1、2回受けます(3回以上受けてもスコアの大きな上昇は望めないというのが一般的な理解です)。アメリカの大学は出願要件としてSAT®あるいはACT®のスコアの提出を求めていますが、これだけで合否を決めることはしません。日本の入試とは異なるものです。英語を母語としない留学生の場合は、英語力テストであるTOEFL®テスト(もしくはIELTS(TM))のスコアの提出が求められます。

エッセー

大学にあなたのことを知ってもらうための、またその大学に入学したい熱意を伝えるための自己アピール文です。エッセーは合否を左右するとても重要な書類です。とりわけ私立大学はエッセーを重視します。奨学金の額にも影響します。

ポートフォリオ/オーディション

芸術/音楽系の専門大学に出願する際に必要になる追加提出物です。絵画・彫刻などの芸術系をめざす場合はポートフォリオと呼ばれる作品集を、音楽系・パフォーミングアート系をめざす場合はオーディションを受けるか留学生の場合は録音・録画したファイルを指定されたURLにアップロードすることが求められます。


合否の基準

大学は何を見ているのか?

アメリカの大学では、成績やスコアだけで一律に入学者を決めません。そのため、合否を決めるのに、教授会ではなく専門の部署「アドミッションズ・オフィス」の入学審査官が審査を行います。日本でも小論文や面接で合否を決める「AO(アドミッションズ・オフィス)入試」が一部の大学で導入されていますが、それの元となったのが、アメリカの大学の入学審査制度です。
アメリカの大学のアドミッションズ・オフィスの着目点を予想して、戦略を立てることで合格の確率はぐっと高まりますので、大学が何を見て合否を判断しているのかを知っておくといいでしょう。


大学ごとの入学基準の違い

4,000校もあるアメリカの大学。合否判定において重視される要素は大学ごとに違います。大学のタイプ別の基準の違いを以下にまとめました。


印刷して使える 出願チェックリスト

出願に必要な書類のチェックリストです。必要書類は大学ごとに異なることがありますので、志望校ごとに確認して「その他」部分に書き込み、出願期限までに届くように漏れなく準備しましょう。


【書類に不備があったときは】

提出書類に不備がある場合には、大学から連絡が来ることもあります。その際には慌てずに、必要な書類を用意してすぐに送りましょう。




» 【次章】 出願書類がすべてそろったら出願しよう





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