アメリカ留学の情報収集:自分の希望を把握しよう
アメリカ留学における志望校選びの最初の1歩は、出願者である自分自身の希望を把握することです。個々の大学について調べることはもちろん大切ですが、それに先立って、留学する本人がアメリカの大学に何を求め、何を期待するのか、そのことを明確にすることも、志望校選びに欠かせないプロセスといえます。
自分なりに理想とするアメリカ留学をイメージしてみよう
アメリカ留学の「あるべき姿」は人によってさまざまです。自分にとってふさわしい留学のありかたを考えることが、より適切な志望校選びに結びつきます。
「あなたらしさ」が最も発揮される留学の環境をイメージしてみましょう。
- 大きな大学がいい?
- 小さな大学のほうがいい?
- フレンドリーな雰囲気がいい?
- 厳しい環境に飛び込んだほうがいい?
- 都会と田舎ではどちらを望む?
- 共学がいい?
- それとも別学?
- 寒いところがいい?
- 暖かいところがいい?
- やりたいスポーツは?
などなど……。
大学名だけでなく、その大学であなたが何をできるのか、どんなことにチャレンジできるのか、を考慮に入れること。大学卒業後、社会に出て問われるのは、大学の名前よりも、あなたがどんな大学生活を送ったか、どんな科目をとりどれだけの成績を修めたか、ということのほうです。つまりあなたらしく、充実した大学生活を送ることが、とても大切になるのです。
自分自身にとってどんな環境が望ましいのか、よく考えてみましょう。
大学選びのキーワードはComfortable & Challenging
アメリカの大学を選ぶときの大きなポイントは、その大学が自分にとって“Comfortable & Challenging”であるか、ということです。
Comfortableな大学
Comfortableとは、「居心地がいい」ということです。あなたにとって落ち着いて勉強しやすい環境であるかどうか、リラックスできる、あなたがあなた自身でいられる大学であるかどうか、という基準です。
Challengingな大学
Challengingとは「やる気を起こさせる」「挑戦のしがいがある」ということ。勉強に、課外活動に、精一杯打ち込みたくなるような環境であるかどうか、ということです。教授やクラスメイトから常に刺激を受け、あなたの可能性が引き出されるような大学を目指しましょう。
ComfortableとChallenging、一見、矛盾するようですが、これらのバランスがうまくとれた大学、それがあなたのめざす大学です。
これらを元に、「希望に合った大学選び」なども参考に、大学を見ていくといいでしょう。