アメリカ留学の大学選び:アメリカ東部の大学の特徴
留学先のアメリカの大学を探すにあたって、とくに地域的な希望がないのであれば、まずは東部の大学から見ていくといいでしょう。アメリカの大学の歴史は、1636年にマサチューセッツ州で創立されたハーバード大学に始まります。長い期間にわたって質の高い教育を実践し続けている大学は、ハーバードをはじめ、その多くが東部にあります。歴史ある街並みと豊かな自然、そして四季の移り変わりもあって、日本人が過ごしやすいエリアでもあります。
全米で最も教育レベルが高い地域です
アメリカ東部は、アパラチア山脈より東の、9の州から成る地域です。
全米で最も教育レベルが高い地域で、とくにマサチューセッツ州のボストンは、アメリカの大学の発祥の地でもあり、教育のメッカといっていいでしょう。マサチューセッツ州を含むニューイングランド地方には伝統のある名門大学がたくさんあり、アメリカの教育史が東部から始まったことをよく物語っています。「アイビーリーグ」と呼ばれる一流大学8校もすべてこの地域にあります。
自由とインディペンデント精神
全体的な気風はリベラルで、自由と変化を好むことが、このエリアの大学の発展を促してきました。州立大学よりも私立大学のほうがすぐれている、というのがアメリカの一般的な考えかたですが、それは「自由」と「インディペンデント精神」という東部の気質のあらわれでもあります。
日本人留学生に親しみやすい気候と風土
四季の移り変わりが美しく、日本人にも親しみやすい気候です。とくにニューハンプシャー州やメイン州は牧歌的で静かな佇まいが感じられます。東は大西洋に面し、西は山と森が連なっていて、起伏に富んだ地形をしています。学園都市としてはボストンのほか、同じくマサチューセッツ州のアマースト、ニュージャージー州のプリンストン、ニューヨーク州のロチェスターとイサカ、コネチカット州のニューヘイブン、ロードアイランド州のプロビデンスなどがよく知られています。