アメリカ留学で、英語のハンデをどう乗り越えるか

みなさん、こんにちは!

今回の「アメリカ留学ブログ」は、アメリカの大学に留学し、みごと優秀な成績で卒業した先輩から、留学中、どのように英語のハンデを克服したかについて手記が届きましたので、ここで紹介したいと思います。

英語のことが心配で留学に対して二の足を踏んでいる・・・という人は、ぜひ参考にしてください!



もくじ
1.英語ができなければ留学できない?
2.留学中の英語のハンデは「自分から助けを求めて」克服
 2-1.留学生には頼りになる「チューター」
 2-2.オフィスアワーをフル活用して留学サバイバル
 2-3.留学生のサポートが得意な先生に助けを求める
3.留学中の英語のハンデは課外活動でカバー!
 3-1.スポーツでヒーローに!
 3-2.ハーバードでコンサート
4.ルームメイトの英語を真似する
5.まとめ:英語のハンデがあっても留学は楽しい


1.英語ができなければ留学できない?


留学というと、興味はあるけど、「英語ができないから」とか「英語に自信がないから無理だろうな」と思って、最初からあきらめモードの人も多いのではないでしょうか。

実際、自分のまわりを見わたして、「将来留学したい」「海外に行ったことがある」「住んだことがある」という友だちが英語が得意だったりすると、「自分のレベルではとても無理」と思ったりするものです。

でも、本当にそうでしょうか。

私は日本の高校を卒業してすぐ、バージニア州にある女子大に入学しましたが、「最初から英語ができたの?」とか「英語が得意だったの?」と聞かれたら、決してそうではありませんでした。

アメリカはもちろん、英語圏に行くのも初めてで、英語は中学1年から高校3年まで、学校の授業で習っただけ。英会話スクールや英語の塾に行っていたわけでもなく、学校の英語の成績も可もなく不可もなく、といった感じでした。

留学することを決めてからは、TOEFL®テスト(英語を母語としない人を対象とした英語テスト)の勉強をしたり、出願大学に提出するエッセー(自己アピールの作文)を書いたりしましたが、留学当初の英語力は、アメリカの大学の授業についていけると思えるレベルではありませんでした。

でも、そんな私でもアメリカの大学でよい成績をとって、無事4年で卒業できたのは、英語のハンデを克服するために、ありとあらゆる方法を使って、自分の英語力不足をカバーした結果だと思っています。

そこで私の経験をおりまぜながら、留学中の英語のハンデ克服方法をご紹介します。これからアメリカの大学に留学しようと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。


2.留学中の英語のハンデは「自分から助けを求めて」克服





アメリカの大学には、勉強に困っている学生をサポートしてくれる、手厚いシステムが整っています。

とくに私が留学したような、小規模のリベラルアーツ・カレッジ(※)は、教授、スタッフ、学生の相互の距離が近く、親切でフレンドリーな人ばかりで、学生1人ひとりの面倒をとてもよく見てくれます。

(※)リベラルアーツ・カレッジ:小規模の四年制大学。幅広くさまざまな分野を学び、バランスのとれた人格を養う。広大なキャンパスで学生たちは寮生活を送る。


2-1.留学生には頼りになる「チューター」

たとえばアメリカの大学には、チューター制度というものがあります。

特定の科目でわからないことがあると、同じ科目をとっている学生や、その分野を専攻している優秀な上級生が、家庭教師のようにマンツーマンで補習指導をしてくれる制度です。この制度を利用するのにお金はかかりません。

留学生はとくにこのチューターにお世話になることが多く、大学内のAcademic Learning Centerという場所(大学によってセンターの名前はいくらか異なります)で、「この科目のチューターを探してほしい」とお願いすると、適任の学生をチューターとして紹介してくれます。

私は、留学1年目に、「教授がおもしろそうだから」という単純な理由で政治学の科目をとったのですが、いろいろな国の政治システムの基礎知識がなく、英語力も足りないせいで、授業の内容がわからず、困り果てていました。

そこで、Academic Learning Centerで助けを求めて、政治学を専攻している上級生をチューターとして紹介してもらいました。

最初のうちは「何がわからないのかすらわからない」という本当にお手上げレベルで、クラスメイトに授業のノートを借りて、内容を1つひとつ確認した上で、疑問点を箇条書きにして、チューターに質問する、ということをしていました。

数学などは、数学専攻のチューターが常時待機している場所があって、わからない宿題があれば、アポなしで自由に質問しに行けるようになっていました。


2-2.オフィスアワーをフル活用して留学サバイバル

チューター制度のほかに、私がよく利用したのが、教授のオフィスアワーです。

アメリカの大学では、教授が、週に何度かは「オフィスアワー」といって、この時間ならアポなしでいつでも質問や相談にのりますよという時間帯があります。

実際、学生が質問しに来やすいように、オフィスのドアを開けっ放しにして、教授自ら授業の相談にのってくれるのです。

私の場合、オフィスアワーに、授業についてわからないことを質問しに行くこともありましたが、ほかにも、提出予定の宿題についてアドバイスをもらったり、リサーチペーパー(主体的に調べたことをもとにして書くレポート)を書くときに「こういうテーマで、議論はこのようにまとめようと思っているけれど、この方針で大丈夫でしょうか」と聞くこともありました。

アメリカの大学の先生はとても優しくて親切で、留学生のつたない英語でも、辛抱強く聞いてくれます。とくに小さい大学の先生は、学生の手助けをすることが本当に好きなんだと思います。

そうしてオフィスアワーに教授に会う際に、「授業では全然発言できず、ディスカッションに参加できていないけれど、この前の授業で話題になったことについて、こんなことを考えて、こんな風に思っています」など、自分の考えを伝えて、「きちんと意見をもっています! やる気もあります!」というアピールもしていました。

アメリカの大学では、授業中、講義を聞くだけでなく、質問をしたり、意見を出したりする、ディスカッションの機会が多くあります。そのように意見を交わしながら授業を進めることをとても重視しているのです。いま、日本でもしきりに話題になっている「アクティブラーニング」です。

留学生はただでさえ英語が苦手だし、とくに日本人はこのディスカッションに慣れていません。ですからそんなにたやすくディスカッションに参加できません。

「今日こそは発言しよう!」と思って意気ごんで授業に臨んでも、まったく発言できず、「いま発言している人の次に意見を言おう」と思っても、その人の発言が終わる前に、すぐ他の人が割り込んで、別の話を始めるので、どんどん話が変わっていって、結局、発言するタイミングを失う、そしてまた発言するチャンスをつくれず、落ち込む――そんなことの繰り返しでした。

でも、授業中にまったく発言ができなくても、教授と1対1なら、勇気も出て、恥ずかしさも半減し、たどたどしい英語でも、身ぶり手ぶりを加えながら、必死になんとか自分の言いたいことを伝えることができました。

オフィスアワーは私にとって、「自分にも意見があって、やる気がある」ことを教授に伝える絶好のチャンスでした。


2-3.留学生のサポートが得意な先生に助けを求める

アメリカの大学では、リサーチペーパーやエッセー、小論文のようなライティングの課題がたくさんあります。

このようなライティングの課題は、ある程度時間をかけて準備できるので、留学生にとっては、むしろよい成績をとるチャンスになります。

私の大学には、留学生の面倒をよくみてくれるESL(English as a Second Language:外国語としての英語)の先生がいて、リサーチペーパーやエッセーの書きかた、資料の引用のしかたや索引の書きかたなどを教えてくれました。

その先生は、ESLとは関係ない、政治学や社会学など他の科目の授業でリサーチペーパーの課題が出たとき、アポをとって会いに行くと、仕上がったペーパーを読んで、文法のチェックをしてくれました。そのおかげもあって、毎回、ライティングの課題は、どの科目も自信をもって課題が提出できました。

このように、多少英語力が不足していても、自分から行動を起こせば、英語のハンデをカバーして、ネイティブの学生と一緒にやっていけるくらい、全力でサポートしてくれる人やシステムがアメリカの大学にはそろっているんです!


3.留学中の英語のハンデは課外活動でカバー!





留学中はなんといっても勉強が一番大事ですが、英語に不安がある人でも、楽しめて、友達の輪が広がるチャンスになるのが、スポーツや、ダンス、美術、音楽などの芸術分野です。


3-1.スポーツでヒーローに!

アメリカの大学には大なり小なり、いろいろなスポーツチームがあります。そこで活躍する学生は、アメリカ人も留学生も関係なく、キャンパス内で一目置かれる存在になります。

私の大学にも、テニスや乗馬がとても上手な日本人留学生がいて、大活躍していました。スポーツをしていると、それが新しい友だちの輪を広げるきっかけにもなり、普段は少々英語にハンデあっても自信がつくと思います。


3-2.ハーバードでコンサート


私は、スポーツは得意ではありませんでしたが、日本にいる頃から音楽が好きで、フルートを習ったり、合唱をしていたので、大学のコーラル・ソサエティ(合唱部)に入りました。4年間、卒業するまで続けて、学内で発表会があったり、近隣のコンサートに参加したり、一度は演奏旅行でハーバード大学でのコンサートに参加する機会もありました。

声を出して歌うことはストレス解消になって楽しく、英語が上手でなくても、合唱を通じて、他学年の学生にも顔見知りや友だちができました。

合唱する歌は英語であるとは限らず、イタリア語、ラテン語、ドイツ語だったこともありました。歌うことは「音を聞きわける」という耳のトレーニングとしても、英語上達に役に立っていたかも!? と思います。


4.ルームメイトの英語を真似する





だれでも、できなかったことが「できた!」と思う瞬間は、すごくうれしいですよね。それは英語も同じで、「通じた!」と思う体験があると、とてもうれしいし、「次はこう言ってみよう」とか「もっとがんばろう!」というポジティブな気持ちになれます。そうして「通じた!」と思う体験をたくさん重ねると、苦手だと思っていた英語を話すのが楽しくなってきます。

ではどうしたら、「通じた!」という体験を増やすことができるのでしょうか。

それは、身近に英語で話しやすい友だちを見つけるのが一番です。何より手っ取り早いのは、ルームメイトと仲よくなり、うちとけてよい友だちになることです。

アメリカの大学の寮は、だいたい2人部屋のことが多く、最初の1年は、大学側がルームメイトになる学生を決めてくれます。相性もあるので、必ず仲よくなれるとは限りませんが、同じ部屋をシャアしている以上、必然的に一定時間、毎日一緒にいるわけで、相性がよくて仲よくなれたら、心強い味方になってくれること間違いなし! です。

私は、最初にルームメイトになったアメリカ人学生がとても親切な優しい人で、彼女の話す英語を聞いて、「この言葉は、こういう使いかたをするんだ」と覚えておいて、同じようなシチュエーションで、自分もすぐ真似して使ってみたりしました。とにかくルームメイトの話しかたをお手本にして、そこから新しい言い回しをどんどん覚えていきました。要は、赤ちゃんや子どもが初めて言葉を学ぶやりかたと同じです。

ただ、これにはちょっと気をつけるべき点もあります。お手本にしている人が、ていねいな言葉づかいのいい人なら、自分の英語も必然的にていねいな英語になるし、お手本にする人がちょっとくだけた、ときには乱暴な言葉をつかう人なら、自分の英語もそうなってしまう危険性はあるということです(笑)。

もし、ルームメイトと相性が合わなくても、なんでも話せそうな友だちを1人つくると(たくさんは要りません。1人でいいんです!)、それだけで英語もぐんと上達するきっかけになって、大学生活も楽しくなりますよ。


5.まとめ:英語のハンデがあっても留学は楽しい




自分から積極的に助けを求めながら、ときには得意なことや好きなことでストレス解消もしつつ大学生活を送っていると、そのうち、聞きとれなかった授業が少しずつ聞きとれるようになって、楽しくなって、気持ちに余裕が生まれてきます。そして、不思議なことに、英語のハンデがあっても、やっていける! という自信がついてきます。

留学して3年めか4年め、専攻科目で必修だった社会理論(Social Theories)の科目をとったときのことです。宿題がむずかしくて、アメリカ人のクラスメイトでも、「どうしよう!」と嘆いているのを聞いて、「自分だけでなく、みんなにとってもむずかしいんだぁ?!」と、やっと気がついた私。

それは、「もしかして、私も、ネイティブの友だちと渡り合えるようになったかも?!」と、英語のハンデに関係なく、同じスタートラインに立っている、と感じた瞬間でもありました。

これからアメリカの大学に留学しようと思っているみなさんも、ぜひ英語のハンデを克服して、楽しく充実した留学を実現させてください!!

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