留学生はどうやって受けるの? アメリカの大学の面接

みなさんこんにちは! 「アメリカ留学ラボ」のカイトです。このラボでは、アメリカ留学に役立つノウハウやホットなニュースをお届けしています。アメリカの大学に留学したい! という人を全力で応援します!!


今回は、アメリカの大学の面接についてお話しします。



書類審査プラスアルファとしての面接

アメリカの大学は、1〜3月が出願のピークです。日本もこの時期はちょうど受験シーズンですが、アメリカの大学に留学する人たちも、この頃に、さまざまな出願書類をアメリカの大学に提出して審査を受けます。

アメリカの大学には一斉の入学試験がありません。願書とともに、高校の成績表やエッセー(自己アピールの作文)、推薦状といったさまざまな書類が、総合的に審査されて合否が決まります。これはアメリカ人でも留学生でも変わりません。

必要な書類を提出すれば、あとは合否を待つばかりですが、「出願者のことをもっとよく知りたい」という理由から、面接(Interview)を実施する大学もけっこうあります。


留学生はスカイプで面接するケースも



アメリカの大学のうち、面接を必須としているのは、名門大学など一部の大学です。ほとんどの大学は面接を「推奨する」としても必須ではないか、まったくの任意としているかのいずれかです。またアメリカ人の出願者は必須だけれども、留学生の場合はオプションとしているケースもけっこうあります。面接のためだけに渡米するのはたいへんですものね。

留学生を含めて遠方の出願者に対しては、キャンパスで面接をしない代わりに、スカイプで面接をすることもあります。

面接官は、その大学のアドミッションズ・オフィス(入学審査を専門に行う部署)のスタッフです。とくに留学生の出願を専門に扱うスタッフが面接を行うこともあります。


アイビーリーグの大学がスタバで面接?

イェール大学


その大学を卒業して、日本に住んでいる・働いている人が、面接官として日本で会ってくれる場合もあります。ハーバード大学やイェール大学などはそうです。ハーバード大卒の芸能人のパックン氏が面接官になる可能性も、まったくゼロではないかもしれません。

イェール大学の面接が渋谷のスターバックスで行われたことが、以前ちょっと話題になりましたが、面接場所としてカフェが使われるのは、そんなにめずらしいことではありません。カフェやホテルのロビーでコーヒーを飲みながら、なんていうのは、よくある面接の光景です。面接官が会社員の場合は、その会社の会議室とか応接室とかで面接が行われることもありますが、ぎょうぎょうしく「面接会場」を設けるようなことはありません。日本人の感覚からすると、ビックリするくらい、くつろいだ雰囲気で面接が行われます。


アメリカの大学が面接を行う理由



アメリカの大学が面接を行うのは、合否を決めるためというよりも出願者のことをよく知りたいからです。

書類からだけではうかがい知れない、その出願者の人柄や個性、表情やしぐさを含むコミュニケーションのとりかた、また熱意といったものを、面接を通じて、じかに知りたいということです。

大学にとって面接はまた、大学のことを知ってもらう絶好のチャンスでもあります。面接官は、まるでその大学のセールスマンで、その大学がいかにすばらしいか、どれだけ設備を新しいか、どれだけカリキュラムがすぐれているか、インターンシップの機会がいかに豊富にあるか、どれだけスポーツが強いか、などなど、大学のいいところをこれでもかと言わんばかりに売り込んできます。

えらそうにしたり、威圧的な態度をしたりする面接官はいません。英語のハンデを抱える留学生に対しても、そのハンデが面接のハードルにならないように、上手に話をしてくれますし、聞いてくれます。


面接と合否の関係

アメリカの大学の面接は、日本で普通に考えられているような堅苦しいものではありません。一問一答式というよりも、フリートークのスタイルに近い感じです。

ですから面接が合否を決定づけるということはありません。その大学に自分のことを印象づけられるというメリットがあっても、デメリットになる心配は不要です。

「面接すると英語ができないことがバレるんじゃないか」と思う人もいますが、面接は英語のテストではありません。上手な英語を話すよりも、自分自身の魅力を精一杯伝えようという努力が伝わればいいので、英語のハンデを怖がることはありません。

ハーバード大学でも、面接は必須ではありません。日本で面接官を務める卒業生たちもボランティアです。面接と合否の関係はもちろん極秘ですが、けっこう雑談みたいになりますから、模範回答を用意すればそれでOKというものでもありませんし、たとえば性格がシャイだからといって、それが審査に悪影響を及ぼすということもないでしょう。


面接によってアメリカの大学と「コネ」をつくる

ハーバード大学


ハーバードくらいのレベルになると、いくら面接が任意だからといっても、出願者にとっては熾烈な「売り込み合戦」になりますから、いっそのこと渡米して、ハーバード大学のキャンパスで面接を受けて熱意をアピールしようという留学生も少なくありません。このくらいのレベルの大学では、「顔と名前を覚えてもらう」とことから厳しい競争が始まるのです。キャンパスで面接を受けて、さらに日本で卒業生の面接を受けるという人もいます。

ハーバード大学ほど競争率が高い大学でなくても、やはり実地にキャンパスを見たいし、ついでに面接を受けておこうという留学生もいます。大学としても、「海を越えてはるばる来てくれた」ことを喜ばないはずはありませんし、印象も強く残るでしょう。これがどれだけ合否に有利にはたらくかはわかりませんが、功を奏す可能性はあります。

あまり適切な表現ではないかもしれませんが、面接は「コネづくり」の絶好のチャンスでもあるのです。そしてこのコネが、アメリカの大学の合格判断を後押ししないとは言い切れないのです。


アメリカの大学の面接で聞かれること

面接を受けるタイミングは、だいたい願書を出した後のことが多いのですが、けっこうまちまちです。

服装は、あんまりラフすぎるのはよくありませんが、100%フォーマルである必要もありません。高校生であれば制服でもいいでしょう。

雑談みたいになりますから、どんな話題になるかはそのときの会話の流れ次第です。面接官と出願者に共通の趣味があれば、そのことで盛り上がるなんてこともあり得ます。

よく聞かれるのは、
・どうしてその大学に行きたいのか?
・その大学と学生たちに、どのように貢献できるか?
・得意な科目、苦手な科目
・長所、短所
・取り組んできた課外活動
・専攻しようと思っている分野
・将来の希望
といったことです。

アメリカの大学の面接における、最も典型的な質問は“Tell me about yourself.”です。この質問で面接の幕が開くかもしれないことは、覚えておくといいでしょう。

面接の締めくくりにあたっては、必ず「何か質問があるか?」と聞かれます。ここで何も質問しないと、その大学への関心が低いと思われかねませんから、あらかじめ聞くことを考えておくといいでしょう。その大学のWEBサイトをよく調べておいて、調べたことにもとづいて質問すれば、その大学への関心の高さをアピールできます。


面接は自分を見つめ直すチャンス

面接では、一般論を述べたてたり、知識をひけらかしたりするのではなく、自分自身のことを正直に述べるのが大切です。述べたことに対しては必ずといっていいほど「なぜ?」と聞かれますので、そこまで掘り下げて答えかたを考えておきましょう。

面接のためとはいえ、自分はどうしてこの科目が好きなのだろう? とか、自分の長所はどういうところにあるのだろう? それはなぜだろう? といったことを考えるのは、自分自身を見つめ直す、いいきっかけになるはずです。

できればどなたか英語ができる人を相手にリハーサルができるといいですね。その相手に、自分のことを「もっとよく知りたい」と思ってもらえるかどうかがキーポイントです。


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今回は、アメリカの大学の面接についてお話ししました。本サイトの運営元:栄 陽子留学研究所には、アメリカの大学のアドミッションズ・オフィスの人がよく訪ねてくれますので、そのときに留学希望者と会って話すチャンスを設けています。また渡米してキャンパスを見学したいという人には、ボストンのオフィスを通じて、面接のアレンジをしています。さらにセミナー形式で面接の練習を行っています。面接は、自分のことを大学に印象づける大きなチャンスです。アメリカの大学への留学を考えている人は、ぜひお問い合わせください。

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