ボストンへの留学は魅力がいっぱい! アメリカNo.1の学園都市で学びたい人集まれ!!
みなさんこんにちは! アメリカ留学ラボのカイトです。このラボでは、アメリカ留学の夢をかなえたい! という人のために、お役立ち情報やホットなニュースをお届けしています!今回は、マサチューセッツ州のボストンへの留学について、その魅力をお話しします。
ボストンといえば、アメリカ最大の学園都市です。アカデミックな空気に包まれたボストンは、留学先として、とても魅力的なエリアです。国土面積が日本の25倍というアメリカにおいて、ボストンほどの学生街はほかにないでしょう。ニューヨークやロサンゼルスとは全然違う空気が流れています。
田舎よりも都会に留学したい、けれども留学先のエリアを決められない、という人は、まずボストン辺りの大学をチェックしてみるといいと思いますよ!
目次
1 ボストンは町そのものが巨大なキャンパス
2 ボストンに留学すると「アメリカの大学生」を満喫できる!
3 治安のよさと交通の便も留学生には魅力
4 歴史ある、美しい町並みに抱かれて
5 留学生の就活のメッカ
6 日本との交流も盛ん
ボストンは町そのものが巨大なキャンパス
ボストンは、アメリカ北東部のマサチューセッツ州の州都です。東は大西洋に接します。冬は寒くなり雪も降りますが、日本のように四季があって、季節ごとの気候・景観を楽しめます。「ボストン都市圏」(Greater Boston)には、50以上の大学があり、その中にはハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)、ボストン大学やタフツ大学といった私立の名門大学をはじめ、美術で有名なボストン美術学院、コンテンポラリー音楽で知られるバークリー音楽大学、マスコミの分野に秀でたエマーソン大学といった専門性の高い人気の大学もあり、またセブンシスターズの1校で名門の女子大であるウェルズリー大学もあるという具合で、「アメリカのアテネ」という異名にもうなずけます。
これだけの大学がズラリと並んでいると、ボストンの町そのものが、巨大なキャンパスであるといってもいいでしょう。ボストンには、じつに25万人もの大学生が学んでいるといいます(studyBoston.com)より。留学生も48,000人ほどいて(Boston Globeより)、国際色もとても豊かです。ボストンの主役はズバリ「大学生」なのです。
ボストンに留学するとアメリカの大学生活を満喫できる!
大学のメッカであるボストンの町には、つねにアカデミックな空気が流れています。若者たちのエネルギーにも満ちています。アメリカで大学生活を送るのに、とても魅力的なエリアであるといえるでしょう。行き交う人の5人に一人が、大学の学生か教職員なのだそうです(studyBoston.comより)。カフェやレストラン、公園で耳にするのも大学の話題ばかり。知的好奇心に満ちた学生たちと接し、彼らと会話を交わすだけでも、とても刺激的です。ボストンではそれが日常の、当たり前のことなのです。ボストンで大学生活を送っていると、「アメリカの大学生活を満喫している!」という実感を抱くはずです。
ボストンは、シリコンバレーを抱くサンフランシスコを抜いて、いまや「ハイテク関連の起業に適した都市」ベスト1です。今日、ボストンの街かどで挨拶を交わしただれかが、来年には世界をあっと言わせるベンチャー企業を立ち上げているかもしれません。かつてマーク・ザッカーバーグがハーバードでFacebookを立ち上げたように――。そんな可能性があちこちに転がっているのがボストンです。
ボストンでは、大学間の交流も盛んです。たとえばハーバードの学生は、MITやタフツの授業をとることができますし、その反対にMITとタフツの学生もハーバードの授業に参加できます。このように別の大学の授業を履修できるシステムをCross Registrationといいますが、ボストンには大学がたくさんありますので、Cross Registrationの機会も豊富にあります。
たとえばボストン大学(BU)では、ボストンカレッジ、タフツ大学、MIT、ブランダイス大学、ヘブライ大学とのCross Registrationのシステムを設けています。またマサチューセッツ芸術大学(Massachusetts College of Art and Design)では、じつに20以上の大学の授業をとれるようになっています。まさしく「キャンパスはボストン一帯」ということになりますね。
治安のよさと交通の便も留学生には魅力
ボストンはアメリカの大都市きっての治安のよさを誇ります。アメリカの「治安のよい大都市ランキング」ではつねに上位にランクインされています。このことは、留学中の本人はもちろん、遠く離れた日本の親御さんにとっても、大きな魅力になるはずです。また公共の交通網がよく整っているのも、ボストンの大きな特長です。ボストン市内には地下鉄(通称“T”)やバス、またコミューターレールという郊外と都心を結ぶ電車が、縦横に路線をはりめぐらせています。ボストンに暮らす限り、車が必要になることはまずありません。
歴史ある、美しい町並みに抱かれて
ボストンとその周辺は、「アメリカ初」のものがたくさん生まれています。アメリカで最初にできた大学がハーバード大学ですし、公立の学校もやっぱりボストンが発祥の地です。公園や公共図書館、郵便網や地下鉄、新聞や警察なども、この地で誕生しました。アメリカ史で重要な舞台になってきたボストンは、その歴史を感じさせる美しい町並みにも定評があります。ボストンといえば赤レンガの建物を連想する人も少なくないでしょう。
ボストンは古くから知的エリートが住みつく町でした。「教育」は彼らにとってとても大きな課題でしたので、町づくりにおいても、思索するのに適した、落ち着いた、静かなたたずまいが意識されたのでしょう。ボストンの美しい町並みは、学術都市にふさわしい感じがします。
留学生の就活のメッカ
毎年11月になると、全米の留学生がボストンにドドッとやってきます。というのもこの時期に、世界最大の留学生のための就活イベントがボストンで開催されるからです。
そのイベントが「ボストン・キャリアフォーラム」(通称ボスキャリ)です。ディスコという人材派遣の会社が主催する、日英バイリンガルの人を対象とした就活イベントです。参加学生数は1万人にも及びます。
200社ほどの企業が参加して、3日間で集中的に面接などを行います。この3日間で内定をとることもできますので、留学生にとっては見逃せない就職のチャンスとなっています。しかも交通費の補助もしてくれるのですから、魅力的ですよね。同様のフォーラムはロサンゼルスやサンフランシスコなどでも開催されますが、ボストンのフォーラムが何といってもダントツの規模を誇ります。
キャリアフォーラムの3日間で内定までこぎつけられることを考えると、日本の大学生の就活に比べてよほど効率的ですよね。企業にとっても、英語ができて国際感覚を身につけている留学生は、とても魅力的な人材です。一つの国ではなく世界全体がビジネスの舞台となることが避けられない時代の流れにあって、留学生の就職はとてもいい傾向にあります。
日本との交流も盛ん
ボストンは、日本ととても縁の深い町です。古くは、幕末に脱国した新島襄が初めてアメリカの地を踏んだのがボストンでした。幕末~明治期にかけて、ボストンはすでに留学のメッカとして、志の高い若者たちの間では有名でした。日本美術に新しい光をあてたフェノロサの教え子である岡倉天心がボストン美術館に招かれたのが、やはり明治時代にさかのぼります。ボストン美術館は、いまでも日本美術のコレクションで世界に名を馳せています。
日本と縁の深いボストンには親日家も多く、そうした面からも、日本人留学生には魅力的なエリアだといえます。
終わりに――
全米最大の学園都市ボストン。治安がよく、公共の交通機関が整っていて、親日家も多く、さらに留学生最大の就活イベントも催される・・・留学先としての魅力は尽きるところがありません。あえて欠点をいうならば、生活費が高いことでしょうか(これはアメリカの大都市すべてに当てはまることですが)。
蛇足になりますが、ボストンは観光地としての魅力にもあふれています。フリーダムトレイル、フェンウェイパーク、ボストンコモン、パブリックガーデン、クインシーマーケット・・・これも挙げていけばきりがありません。文化・芸術・スポーツに触れる機会もたくさんあり、それだけ誘惑にも事欠きません。
留学して本当に勉強に励みたいのであれば、都会よりも郊外、郊外よりも田舎の大学で寮生活を送るのが一番ですが、誘惑に負けることなく強い意志をもって勉強できる! という人には、ボストンはとても魅力的な都市だと思います。
ボストンへの留学に興味がある人は、「アメリカ大学ランキング」でこのエリアにある大学のデータをチェックしてみましょう!(以下の大学名をクリックすると、大学ごとの詳しいデータを見ることができます)
・ハーバード大学
~言わずと知れた世界の一流校~
・マサチューセッツ工科大学
~科学・工学の世界的名門~
・ボストン大学
~多様な人種を受け入れる大規模大学~
・タフツ大学
~リベラルアーツ教育に力を入れる~
・ブランダイス大学
~神経科学や自然科学分野に強い~
・ボストンカレッジ
~ゴシック様式の建物が美しい~
・ウェルズリー大学
~名門女子大セブンシスターズの1校~
・エマーソン大学
~マスコミとパフォーマンスアーツに強い~
・マウントアイダ大学
~「アメリカで最も安全な都市」のリベラルアーツ~
・ノースイースタン大学
~都市型の私立総合大学~
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「アメリカ大学ランキング」の運営元である栄 陽子留学研究所では、30年以上前にボストンに留学カウンセリングオフィスをオープンし、留学する人たちへのサポートや進路指導、情報収集などを行っています。教育のメッカ・ボストンにあるこのオフィスは、東京のカウンセリングオフィスでも、第一線で活躍する留学カウンセラーたちの情報源、大学との交渉のサポートなどに大きく寄与し、日本の留学生に個性豊かな数々の大学の最新情報を届けています。
ボストンへの留学についてのご相談は、栄 陽子留学研究所の留学相談をご利用ください。
投稿日:2016年09月10日(Sat)
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