留学4年めを機に考える。留学を通して得るものとは?

今年の夏休みは「帰国子女」というカテゴリーに入れられることが多かったまなみです。

そもそも、帰国子女とはどのように定義されるのでしょうか? 調べてみると、「親の都合等で1年を超える期間海外に在留し、帰国したもの」と書かれてあるので、「自分の意思で行く留学」は含まれないようですが、日本の大学の受験における帰国子女枠の説明を読むと、高校生で留学した人も帰国子女に含まれることになります。このように、「帰国子女」の明確な定義はよくわかりません。

そして、「帰国子女」となると必ず聞かれるのが「英語ペラペラなの?」です。この「ペラペラ」という言葉もはっきりした定義がなく、私はいろいろ考えた結果、「会話は問題なくできると思います」と答えるようにしています。個人的に悲しいのは、これで会話が終わるときです。「英語以外に、留学を通して得たものには興味はないのかな?」と疑問に思ったりもします。

そこで今回のブログでは、アメリカの大学に留学して4年めを迎えた私が考える留学生活で得るものをシェアしたいと思います。

もくじ
1.留学すると、グローバル化に対応するスキルが身につく
 1-1.グローバル人材とは?
 1-2.国によって異なる「当たり前」と「あり得ない」
2.留学すると、語れるエピソードが増える
3.留学すると、自分に対する自信がつく
4.まとめ

1.留学すると、グローバル化に対応するスキルが身につく


留学生の集まり


よくグローバル化っていうけど、なんとなくはわかるけど、いまひとつピンと来ないという人も多いのではないでしょうか。

1-1.グローバル人材とは?


私が尊敬するかたの言葉を借りると、グローバル人材とは「能力」ではなく「行動範囲」にかかわることを指しています。

つまり、英語が話せるという「能力」を得るだけではなく、仕事ができる国や会話ができる人の「範囲」を広げることが「グローバル化への対応力」だと思います。

グローバル化の波に置いていかれることなく、逆にその波の先頭でサーフィングできるくらい余裕のある人になりたい私のような人には、海外留学はさまざまな経験をさせてくれます。

たとえば、海外では多くの文化に触れ、それらの文化をジャッジするのではなくニュートラルな視点で吸収することが必要不可欠だと感じます。

アメリカの大学にはさまざまな国籍、宗教、ジェンダーの学生がいます。彼らとの「差」ではなく「異」を理解する体験を積んでいくと、他者への理解が深まります。その理解する力が「行動範囲」を広げ、その範囲が広い人を、社会ではグローバル人材と呼ぶのだと思います。

1-2.国によって異なる「当たり前」と「あり得ない」


海外に住むと、日本人としての当たり前が通用しなくなります。

たとえば、アメリカではバスや電車の遅延が日常茶飯事です。遅延はまだいいとして、困るのは突然のキャンセルです。

去年の夏、私はワシントンDCでバスを待っていました。事前に予約が必要な長距離運行のバスで、6時間ほど乗る予定でした。ターミナルに着くと、そこには長蛇の列があって、私は最後尾について30分ほど待ちましたが、乗る予定のバスは見えません。

周りも少しザワザワし始めた頃に、遅延の連絡が入りました。その時点では、どれくらい遅延するのかわかりませんでした。

ターミナルで待機していると、やがてキャンセルの連絡が。それも理由は運転手が現れないからです。

日本ではあり得ない話ですね。この経験から得た教訓は、「バスや電車に頼り過ぎない」「遅れて当たり前だから、大事な予定があるときは前の日には着くように予約する」です。

この気づきのおかげでアメリカ以外の国でも余裕をもって行動ができ、結果的に行動範囲が広がりました。日本ではあり得ないからといって「こんなのは間違っている」と決めつけないことが大切です。

2.留学すると、語れるエピソードが増える


突然授業がなくなって、みんなで登山


私にとって魅力的な人は話がおもしろい人です。

海外では国内とは違う経験をすることが多い上に、五感をフル活用していることが多く、新たな気づきを得ることができます。

旅行のエピソードと比べると、留学のエピソードは深いものが多いです。やっぱり短期間に旅行者として吸収できるものには限界があります。

2016年にトランプさんが大統領に決まった選挙がありましたが、私はヒラリーさん推しばかりの小規模女子大にいたからこその経験を得ることができました。開票日は夜遅くまでキャンパス内でパブリックビューイングが行われ、トランプさんの勝利が決まった次の日、キャンパス全体が重い空気で包まれていると感じました。

ショックから立ち直れずに授業に来ない学生も多く、先生たちも課題を減らしてくれました。また、学生を癒すために、授業に犬を連れてきてくれる先生もいました。こうした経験は、旅行ではなかなか得られません。こんな小さな女子大ならではのエピソードです。

3.留学すると、自分に対する自信がつく


私は年々、自分に対する自信が高まっていると感じます。

海外では、国内ではぶつからない壁に何度もぶつかります。初めは能力や経験が追いつかずに、自分自身にいらだつこともあります。

たとえば、私は努力しても英語がまったくわからなかったため、初めは「センスがないなぁ」と感じていました。

しかしアメリカ生活が続いていくうちに友だちもでき、「語学がわからなくてもこんなに友だちができるなんて、私は人として魅力的すぎる」と感じるようになりました。

そうです、私はこのように勝手に自分で解釈するポジティブ人間です。

でも、私ほどポジティブではない人も留学生活を通じて、自分に自信がつくと思います。

私が留学して3年めにつけた自信は「英語でも自分のユニークさを発揮できる」でした。だんだん本当の自分を出している実感が湧き、実際に「まなみらしい」と言われる機会も多くなっていました。

留学するとたくさんの壁にぶつかります。その壁を乗り越える経験を積むことによって、自分を好きになっていくようです。

4.まとめ


私がバージニアの大学に留学したのは3年前。その当時の自分のSNSのポストなどを見て、最近はとても懐かしい気持ちになります。3年前は先生や友だち、授業など、すべてのことに不安と期待を感じていました。

明日から4年生としての留学生活が始まりますが、いまは期待だけが残っています。いまでも入学当時と同じようにワクワクを感じることができるのは、まだまだ可能性やチャンスがゴロゴロ転がっているからだと思います。

留学生活で得るものは人によって違います。たまには振り返り、自分は何を得てきたのか、そんなことを考えてみると成長を実感できると思います。

私も最後の1年、アメリカの大学で積極的に生きていきます。

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