アメリカ留学中にロンドンに留学!

ロンドンで「オーストラリア訛りがあるね」と言われることが嬉しいまなみです。

私は高校生のとき、1年間オーストラリアに留学しました。当時は「英語をまったく話せない」ことが悔しかったので(この記事を参照してください)、こう言われるたびに「あの1年間の苦労は無駄じゃなかったんだな」と思うことができます。

さて季節はすっかり冬になり、ロンドンでの生活も終わりが見えてきました。そこで今回のブログでは、ロンドンでの私の1学期を振り返ろうと思います。

ロンドンから電車で行ける観光都市ブライトン

もくじ
1.ロンドンの大学
 1-1.授業のスケジュール
 1-2.課題とディスカッション
 1-3.圧倒的規模! 心理学の授業
2.ロンドンでのフリータイムの過ごしかた
3.ホストファミリーとの時間
4.まとめ

1.ロンドンの大学


ロンドンで私は2つの大学に通っています。アメリカの大学と提携している大学ではシアターと建築のクラスをとっていて、もう一方の大学では自分の専攻である心理学の授業をとっています。

ロンドンの大学の様子を知りたくて、2つの大学に通うことにしました。そうです、欲張りなんです(笑)。

1-1.授業のスケジュール


どの授業も1週間に1回しかありません。アメリカの大学と比べると極端に少ないので、違和感はありましたが最近は慣れてきました。

月曜日 11:00-13:00 London Stage
火曜日 10:30-12:30 Shakespeare as Dramatist
火曜日 13:15-17:00 Feelings of Psychology
水曜日 14:00-17:00 Medieval Architecture

以上が私の授業スケジュールです。そう、これだけです! 月・火・水で授業は終わりなんです。

週4日は休みという、アメリカの大学では考えられない生活を過ごしています。もちろん授業がない日でも課題で忙しいのですが、気持ち的には楽な学期です。

1-2.課題とディスカッション


ロンドンの大学で受けている授業の中で、課題が1番大変なのがMedieval Architecture(中世の建築)です。

とにかく、内容がむずかしい!
先生のレポートの採点が厳しい!


先生は、私のイメージしていた「The イギリスの先生」なので、とても嬉しいのですが、課題の提出が近くなるたびにみんなで「怖いよー」と言い合っています。

いままでは、「この先生のレポートには、他の文献からの情報をたくさん入れないと!」とか「この先生はグラマーにはあまり厳しくないな」といったことを考えながら取り組んでいたのですが、今回は「初めまして」の先生なのでまったくわかりません。真面目に授業をしっかり聞いている友だちですらB- しかとれなかったので、かなり悩みながら取り組んでいます。

このクラスでは、作文が2つ、プレゼンテーション、そしてテストで成績が決まります。成績の配分はアメリカの大学とあまり変わりません。

一方でシアターのクラスはディスカッションがベースなので、そのディスカッションへの貢献度が大きく成績に反映します。

またディスカッションごとにリーダーが決められるので、そのリーダーとなる学生はポワーポイントに自分の考えをまとめたり、ディスカッションのトピックをあらかじめ調べたり、といった準備があります。

私はディスカッションがとても苦手で四苦八苦しています。というのも、ある演劇を観て感じたことがあっても、それを英語で的確に説明することができません。クラスメイトは同じ大学から留学している人ばかりなので、話しやすい雰囲気なのですが、いつも躊躇してしまいます。

先日は授業後に「もっと発言しないと、点数はあげられないよ」と先生に言われてしまいました。

成績の66%がディスカッションの準備で33%がparticipation、つまりディスカッションへの参加度・・・残りの1%は何なのでしょうか?(笑)

1-3.圧倒的規模! 心理学の授業


心理学の授業をとっている大学は、いわゆる「総合大学」です。学生全部で600人ほどしかいない、リスばっかりのキャンパスから来た私は、初日に圧倒されてしまいました。

授業は何台もスクリーンがある講堂のようなところで行われます。私の大学のように先生が名前を呼んで点呼をとるのではなく、IDカードを機械にかざして出席をとるシステムです。このシステムには途中まで気がつかず、必死にレクチャーを聞いていたにもかかわらず、欠席扱いになってしまいました。

また、テーマによってレクチャーを担当する先生が変わります。たとえば、RelationshipのレクチャーとEmotional Development のレクチャーは違う先生が担当します。何も知らない私は、クラスに行き「あれ、違う先生がいる。教室間違えたのかな?」と思ってしまいました(笑)。

2.ロンドンでのフリータイムの過ごしかた


ロンドンは都会なので、フリータイムが充実しています。

私が留学しているアメリカの大学キャンパス付近は車がないとどこにも行けません。馬とリスしかいないキャンパスで同じようなことをしているので、とても新鮮です。もちろん、アメリカの大学の週末も好きですが・・・。

私は1人で行動するのが好きなので、基本的には毎日1人でロンドンのどこかを歩いています。マーケットに行ったり、ミュージカルを観に行ったりするときも1人です。

家に帰るとホストファミリーに「今日は何をしたの?」と聞かれるのですが「1人で〇〇したよ」と答えているので、きっと友だちがいないんだろうなと思われています(笑)。いや、友だちはいるんです!

朝からずっとカフェで課題をしたり本を読んだりして過ごす週末もあります。一杯のコーヒーでかなり長居するので、少し申し訳ない気持ちはあります(笑)。ちなみにロンドンのほとんどのカフェにはWiFiやコンセントもあり、作業するにはぴったりです。

大好きなレ・ミゼラブル


3.ホストファミリーとの時間


今回のロンドン留学で、とくに楽しみにしていたのはホストファミリーです。イギリスの人の生活を肌で感じたかったからです。

今回は大学のプログラムということもあり、大学がホストファミリーを見つけてくれました。私のホストファミリーはお母さんと妹です。お父さんは1か月だけは家にいましたが、その後は船旅に行き、2人のお兄さんも何回かだけ会った程度です。あとは、ほとんど毎日妹の彼氏とゲストが2人ほどいます。

私はお父さんととてもいい関係を築くことができたので、お父さんがいなくなるときはとても悲しかったです。私のホストファミリーは本当に素敵な家族で、いつも「不満はない?」と気をつかってくれます。

ただ残念なことに、あまりホストファミリーと一緒に時間を過ごせていないのが現状です。お母さんは仕事で忙しく、妹も大学の課題で忙しいため、なかなか一緒になることがありません。また、家のWiFiの調子が悪く、私は放課後はカフェで課題に取り組まなければならないのも理由の1つです。今回の3か月だけではなく、長いスパンでもっと仲よくなりたいと思っています。

イギリスのトラッドな朝食


4.まとめ


私はロンドンに強い憧れがあり、アメリカの大学を選ぶ際も「ロンドンへの留学」が可能かどうかを調べていました。そして、アメリカももちろん好きですが、将来はロンドンに住みたいと考えるほど、ロンドンが好きになりました。

でも改めて、大学のシステムを考えると、私にはアメリカの大学のほうが合っているなと感じます。小規模の大学だから築ける先生との関係や、リベラルアーツだから学べることがたくさんあるからです。

ちなみに来学期はSemester at Seaというプログラムに参加し、さまざまな国を訪れます。来学期もバージニアの大学に戻らないのですが、この大学が恋しいと感じています。 資料請求
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