アメリカ留学中にイギリス留学。そのメリットとデメリット

アメリカ留学中にイギリス留学。そのメリットとデメリット

先日4本のワクチンを同時に打ち、右腕が上がらなくなったまなみです。現在は日本で、Semester at Sea(1学期間、船で世界を巡るプログラム)の準備をしています。ルールやセキュリティが厳しく、買い物をする際も慎重に選んでいます。噂では空港のセキュリティより厳しいとか(笑)。

前回の記事では、私のロンドンでの生活をお伝えしました。

ロンドンでは、日本の大学から短期留学している学生と何度か話をする機会がありました。私も高校生の頃は、「東京の大学に入学して、1年間留学する」というプランを立てていました。アメリカに進路を変えた後も、「ロンドンへの留学」を叶えることができる大学を探していました。

アメリカの大学に着いて、まだ授業も始まっていないのに「3年生でロンドンに行きたいのですが、いまから何ができますか?」と留学生オフィスに聞きに行き、「まだ考えるのは早すぎです」と言われるほどロンドンにこだわっていました。

私のように、アメリカの大学に留学して、さらに別の国に留学したいと思っている人も少なくないと思います。そこで今回は、私が実際に感じた、アメリカの大学からの留学のメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。参考にしていただければ嬉しいです。


留学中の留学、そのメリット1:準備や単位の移行が簡単



留学で1番大変なのは、留学中ではなく留学前の準備です。とにかくたくさんの情報が流れてくるので、何が重要なのか、その整理をするだけで一苦労です。

それが大学の留学プログラムの場合は、大学内ですべてが解決します。定期的にキャンパス内で行われる説明会に参加すると、提出物や締切など、大切なことを漏らさず聞くことができます。説明会では、実際に留学した学生がアンバサダーとして質問にも答えてくれるので、生の声も聞けます。

この説明会への参加が必須の場合もあります。「放課後はサークルやリハーサルがあって参加できない。これじゃあ留学できない」と私のように心配性のアナタ! 大丈夫です! 大学もそんなに冷たくはありません(笑)。

この説明会は年に数回ありますし、留学生オフィスに相談すれば個別に話を聞くこともできます。また、ロンドンの大学でとる科目もあらかじめ大学が承認していたため、スムーズに単位を移行することができました。

同じプログラムに申し込んでいる学生たちと一緒に、みんなで進捗状況を確認することができたのも心強かったです。もちろん、狭き門の場合は「みんな落ちてしまえー」と思いそうですが、ロンドンのプログラムには15人ほどが合格するため、お互いに助け合っていました。

留学中の留学、そのメリット2:奨学金がある




留学となると、やはり気になるのが費用です。私も「ロンドンは物価が高いからなぁ」とビクビクしていました。

今回のプログラムでは、アメリカの大学にお支払いしている授業料が、そのままプログラムでの費用としてつかわれました。それ以外にかかる費用は、飛行機代と申請料のみ。また、現地でつかえるお小遣いを大学が支援してくれたので、お金をつかわない人はそのお小遣いだけで生活できます。

私はミュージカルが大好きなので、“Wicked”と“Chicago”と“Everybody’s Talking about Jamie”を2回ずつ、“Les Miserable”“Company”“The Book of Mormon”を1回ずつ観ました。ブロードウェイよりもチケットは安いですが、これだけ観ればさすがにお金はかかります。私はその分、食費を抑えたりしていました。

奨学金の存在も忘れてはいけません。私は大学から奨学金をもらうことができたので、そのお金も観劇につかうことができました。ロンドンへの留学限定の奨学金だったため、競争率もあまり高くなかったと思います。そして何より、申込みが簡単でした。

じつは同じ種類の奨学金をジャマイカに行く際にもらっていたので(それも全額)、今回ももらえるか不安でした。一応、もらえなかったときのために、ロンドン限定ではない奨学金にも応募していました。友だちに「必死な感じが伝わる」と言われるほど熱い想いをエッセーに書いたおかげか、どちらももらうことができました。

留学中の留学、そのデメリット1:新しい友だちをつくりにくい




ロンドンの大学で私はシアター、建築、そして心理学の授業をとっていました。

プログラムが始まる前は「週末は、ロンドンでできた友だちと一緒にパブにでも行って・・・」などと想像していましたが、実際は新しい友だちはなかなかできませんでした。

心理学以外の授業は、クラスメイト全員が同じ大学からの学生。その上、ほとんどの学生がシアター専攻で一緒に舞台に出たことがありました。

授業の初日に自己紹介をする時間がありましたが、先生への他己紹介(「この子は・・・」と他の学生を紹介)になっていました。

結果として、パブにはアメリカの大学の学生たちと行くことが多くなりました。その中に前から「仲よくなりたいなぁ」と思っていた人がいたり、初めて泥酔状態の友だちを見ることができたりと、当初の理想とは違いながらも、それなりに楽しむことはできました。

とはいえ、せっかくイギリスに来たのだから、イギリスの人ともっと話したいという想いは募る一方です。心理学の授業ではグループプロジェクトなどもありましたが、お互いのことを深く知るほどの時間はありませんで。

やはり、授業だけでなく授業後も一緒に話せる環境(寮生活など)が大切だと感じました。

留学中の留学、そのデメリット2:ホストファミリーの家族の一員になった感じがしない




これは今回のイギリス留学中に何度も思ったことです。

前回の記事でも触れましたが、私は素敵なホストファミリーにお世話になりました。しかし、高校時代のホームステイと比べると、「家族」というよりも「1人の個人」または「ゲスト」として滞在しているように感じました。

まあ、私自身が20代になっているのだから、考えると当たり前ですね。実際に、ホストマザーに「まなみは最高のゲストだ」と言われて、嬉しいような少し悲しいような複雑な気持ちになりました。

家にはAirbnbを通じて泊まっているゲストもいたので、私も「ゲスト」という立ち位置がしっくりきていたのだと思います。ファミリーのほうも、Airbnbのホストの経験からか「伝えるべきことをどのように伝えるか」を熟知していたので、とても助かりました(たとえば、初日にWiFiのパスワードや家族の電話番号、家のルールがまとめられた紙をもらいました) 。

でも、いつまで経っても家族の一員のようにはなれないなとは感じました。

高校時代の留学ではホストファミリーとうまくいかなかった私ですが、10代のホームステイは、それとして貴重な経験だったのだと思います。また、高校時代のホームステイにおいては、何かが起きてもホストファミリーが責任を負うこともありましたが、いまやすべて自己責任になると感じています。もちろん、自ら何か悪いことを起こそうとはしていませんが(笑)。

まとめ


1学期間ロンドンに滞在し、多くの発見をしました。

たとえば、ロンドンで買い物をしているときに後ろから学生に中国語で笑われたことがあります。明らかに私に向かっていて、「これは馬鹿にしてる言いかただな」と感じました。その後もなんとなくモヤモヤしていたので、どうしてか考えていました。答えは「いままでこのような経験がなく、ショックだったから」でした。

そう考えると、アメリカの大学の環境のよさに気づかされます。また、専攻科目ばかりとっているイギリスの学生と話していて、いかにリベラルアーツの環境が自分に合っているのか感じました。ときには苦手な科目をとらなければならないリベラルアーツ・カレッジですが、だからこそ自分の可能性が広がり、新たな視点が身につきます。

アメリカの大学に留学して3年目、ちょっと慣れすぎてしまったのでしょうか。いかに自分が恵まれた環境にいるのか、忘れていました。ロンドンでの1学期は、いい刺激になりました。
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