アメリカ留学1年目にすべき3つのこと
こんにちは。今学期はイギリスでシアターのクラスをメインにとっているまなみです。イギリスに来て約1週間が経ち、少しずつ生活にも慣れてきました。ちなみに、イギリスは食べものがおいしくないと言われていますが、味が薄いだけだと思います。いままで食べたものは、決してまずくはありませんでした。
さて、新しい土地に行くと、環境に慣れるのに時間がかかります。留学を始めたばかりのみなさんは、新しい環境に慣れましたか? 今回は、私が思う「留学1年目にしておくべきこと」をテーマに書きます。

もくじ
1.授業にはきちんと参加する
1-1. 授業についていけない場合は?
1-2. 授業に出ることを習慣づける
2.イベントやクラブに参加する
2-1.雰囲気を味わうことも大切
2-2.4年生がメインのイベント? でも、行こう!
3.近い目標を決める
4.まとめ
1.授業にはきちんと参加する
これだけ聞くと「え、当たり前じゃん」という人もいると思いますが、じつは意外とむずかしんです。慣れない英語での授業に疲れて、休みたくなることもあります。
しかしアメリカの大学では、毎回の授業に出席することに大きな意味があるのです。
1-1.授業についていけない場合は?
先生や科目によって授業の進めかたは違います。
先生が話すだけの授業もあれば、パワーポイントに沿ってのレクチャーが中心の授業もあります。
まずは、授業のスタイルを知ることが大切です。
私は、パワーポイントに沿っての授業の場合は、スライドの内容をノートに写しません。写している間に先生の話を逃してしまう可能性があるからです。
ほとんどの場合、パワーポイントには大事な点がまとめられています。きれいにまとまっているものがあるのに、それをそのまま写すなんて時間がもったいない、というのが私の考えです。私の大学では先生が授業後に使ったパワーポイントを学生に共有してくれるため、復習するときに印刷します。その後、先生が口頭で付け足した大事な内容を書き込んで、テスト前に見直します。
授業によっては先生の話がまったくわからないこともあります。
私にとって、政治学の授業がそうでした。知らない単語ばかりが飛び交う授業で、「何がわからないのかもわからない」状態でした。
そのときは、授業を録音し、後で友だちのノートと一緒に復習しました。もちろん人よりも何倍も時間がかかりましたが、なんとか最後まで授業に参加することができました。

1-2 .授業に出ることを習慣づける
私の知り合いに、授業をよくサボる人がいます。これは1年生のときの習慣が大きく影響していると思います。
1年生の辛い時期に授業に出席することを習慣づけていないと、後の学年でもサボり癖が抜けません。
私はベッドから出られないほど体調が悪くなった2、3日と、シアターのイベントで出席できなかった1日以外は、すべて授業に出席しています。
授業を休むと、休んだ授業を復習するだけで何倍もの時間がかかります。とにかく授業には出席する、そして、助けが必要な場合は早めに先生に相談することが大事です。
2.イベントやクラブに参加する
友だちについての記事でも触れましたが、イベントやクラブは友だちをつくる際にとても役立ちます。とくに留学1年目にこれらに参加することをオススメする理由は、もう1つあります。
2-1.雰囲気を味わうことも大切
多くの学生にとって、大学生活1年目は生活に慣れるだけでも忙しいと思います。スポーツをしたり、放課後のクラブに参加するなんて、「そんな時間はない」という人もいると思います。
そんな人にオススメなのが、「様子を見に行く」です。全部に参加しなくてもいいんです。一瞬だけ参加して、その団体の雰囲気を感じる。そうして、2年生、3年生になってから参加したいかどうかを考えておけばいいのです。
とくに1年生には、多くの団体がウェルカムしてくれるので、この「一瞬だけ雰囲気を味わいに行く」ことがしやすいと思います。1回顔を出しておけば、後で正式に参加するときも少し気持ちが楽です。
私は1年生のときに、シアターや乗馬を始めましたが、ほかにもいくつかの団体の集まりに少しだけ参加していました。
2-2.4年生がメインのイベント? でも、行こう!
大学では、4年生をターゲットにしたイベントもあります。たとえば、キャリアフォーラムや企業説明会です。私が留学している大学でも卒業生や企業が集まるイベントがあります。
こうしたイベントは、どの学年の学生も参加することができます。しかし、1年生は「まだ、私たちには早い」と思うのか、参加しない人が多いように感じます。
これも、先ほどと同じことですが、4年生として参加するときのために、様子を見に行けばいいのです。当日はどのような服装が好ましいのか、何を持って行くべきなのか、周りの人を観察するのもいいでしょう。何時くらいにお腹が空くのか、どのようなヒールの靴だと1日中歩いても疲れないのか、など、じつは知っておくべきことにも気がつけるでしょう。
本番で全力を出しきるための練習として、こうしたイベントに参加するのはとても大事だと思います。
3.近い目標を決める

アメリカの大学に入学してすぐの人にとって、卒業までは長い道のりに感じると思います。
でも、じつは時間はあっという間に過ぎます。これは実際に大学3年生になった私が日々感じることです。
みなさんは、アメリカの大学を卒業した後の自分の姿を想像したことがありますか?
語学力や人間力など、どのくらい成長しているのか、なかなか具体的なイメージは浮かばないと思います。
でも、たとえば1か月後、あるいは1週間後であれば、めざすイメージを思い浮かべられるのではないでしょうか。
1年後の目標を立てることはとても大事です。その目標を達成するための近い目標も同じくらい大事です。
たとえば「10人の人と話す」や「授業で1回は発言する」など、その日に達成できる目標を立てると、日々のモティベーションも高まります。これらの小さな近い目標をこなした結果として、より大きな、長期の目標を達成できるのだと思います。
4.まとめ
私の大学では、日本で見るような入学式はありませんでした。
芝生の上で学長先生や上級生の話を聞いて、その後すぐに最初の授業に案内されました。
みなさんも耳にたこができるほど聞いていると思いますが、アメリカは入学よりも卒業が大変です。だからこそ、入学式とは違い卒業式は厳粛なイベントになっているのだと思います。
卒業式での自分の姿を想像しながら、体調に気をつけて、ステキな留学1年目を過ごしてください。

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