私を大切にしてくれるアメリカの大学を探して

こんにちは。ど田舎のキャンパスなので、いつかリスを素手で捕まえたいと思っているまなみです。

春学期も本格的に始まり、定期的にあるテストやプレゼンテーションに追われる学生が多くなってきました(2018年2月時点)。3月の中旬には中間試験、そして約1週間の春休みがあります。私は、大学の授業の一環でジャマイカに行きます。ジャマイカでは、学校で授業をしたり老人ホームを訪ねたりする予定です。

前回の記事では、「アメリカの大学に留学すると決める」までを書きました。今回は、具体的にどのように大学を選んだのか、お話ししたいと思います。

キャンパスにいるフレンドリー過ぎるリス


もくじ

1.大学選びの「軸」を定める
 1-1.小規模であること
 1-2.田舎であること
 1-3.女子大であること
 1-4.乗馬ができること
 1-5.留学費用を支払えること
2.留学カウンセラーのサポート
 2-1.奨学金の可能性を探る
 2-2.あっ落ちた(汗)
3.合格後の流れ
 3-1.奨学金の交渉
 3-2.大学が私を大切にしてくれるか
 3-3.スカイプで面接
4.ワクワクする大学選びを



1.大学選びの「軸」を定める


留学先の大学としての候補をリストするときに、私が大事にしていたことがいくつかあります。これらを志望校選びの軸として、13校ほどのアメリカの大学に出願しました。


1-1.小規模であること


志望校選びの「軸」の中で一番大切にしたのは、大学のサイズです。

私にとって大学生活のゴールは、「卒業式で『この先生と出会えてよかった』『この友だちと過ごせてよかった』と本気で泣ける人と出会うこと」でした。

ゴールはとても先ですが、私はこのことをいつも頭に置いてアメリカの大学を調べました。そして自分の性格を考えた結果、学生が多い大学でたくさんの友情を育むよりも、1人でも深い友情を築くほうがいいと思い、学生数が1,500人以下の大学を中心に選びました。

実際に、私が留学中の大学には600人くらいしか学生がいません。そのため、1クラス多くても15人ほどで、先生との距離も近いと感じます。

また、学生数を調べる際に、留学生の数も調べました。日本人が多い大学に留学すると英語が伸びないと言う人もいますが、個人的には人それぞれだと思います。英語力だけが留学で得るものではないし、私にとって日本人が同じ大学にいることは1つの安心につながります。私は単純に、日本に帰国した際の「おぉ、日本人に囲まれて日本語聞いてる~」という感動を味わうのが好きなので、あまり日本語を話しすぎない環境が理想でした。そのため、大学の映像や写真を見たり、大学のオフィスにメールをしたりして日本人留学生の在学状況を調べました。


1-2. 田舎であること


周りに山しかないキャンパス


私は、日本では都会に住んでいました。そのためアメリカでは、「これでもかっ!」と言われるくらいの田舎に行きたいと思いました。「都会はいつでも行けるから、この4年間は田舎で過ごそう」と思ったのです。

大学の住所を調べ、Google Mapで検索し、周りに何もない大学を探しました。大学の周りに家やお店が少なければ少ないほど、私にとっては理想でした。


1-3.女子大であること


私は、いままでずっと男女共学で過ごし、女子より男子の友だちが多いタイプでした。ですから女子大への留学は、周りの人には驚きの決断だったかなと思います。

なぜ女子大を選んだのか?

単刀直入にいうと、「私が女子大って意外でおもしろいかな」と思ったからです。実際、自分でも女子だけの大学に行くなんて、想像したこともありませんでした。だからこそ、予想もしなかった何かが得られる気がして女子大にしようと思ったのです。


1-4.乗馬ができること




小・中学生の頃に乗馬をしていたので、もう1度大学でしたいと思っていました。そのため、乗馬のプログラムがある大学、そしてできればキャンパス内に馬がいる大学を探しました。

アメリカには、乗馬のチームがある大学もあれば、レッスンだけをしている大学もあります。馬を所有している人も少なくありません。馬を所有者のみを対象としたプログラムもあるので、乗馬のプログラムを調べる際は気をつけてください。


1-5.留学費用を支払えること


これは本当に大事な軸です。いくら自分の理想に100%合う大学を見つけても学費を支払えないと留学できません。ここは、両親との話し合いが必要です。私の場合はだいたいの総額のリミットを決め、大学のWEBサイトを調べて、奨学金を探しました。


2.留学カウンセラーのサポート


栄 陽子留学研究所のカウンセラーとの相談は、東京のオフィスだけでなく電話やメールでもしました。


2-1.奨学金の可能性を探る




私の周りに海外の大学に留学している人はあまりいなかったので、カウンセラーからホームページではわからない情報をたくさんいただきました。

たとえば、どのくらいの奨学金をもらえる可能性が高いかはホームページを見てもなかなかわかりません。その際に、カウンセラーの経験をもとに、どの奨学金なら獲得できそうかを予測しました。また、個別にお話しする機会が多くあったので、私の性格を理解した上でオススメの大学を教えていただきました。


2-2.あっ落ちた(汗)


アメリカの大学は書類審査で合否を決めますが、提出する書類は、大学によって違います。奨学金を獲得するためのプロセスも大学によってさまざまです。

私は心配性なので、カウンセラーに毎回一緒に確認していただきました。出願時期には、大学からの連絡も多く毎回ヒヤヒヤしていました。送ったはずの書類が届いていないと大学から連絡が来たときは、「あっ落ちた」と勝手に思いました(笑)。そんなときもカウンセラーから、どのように対処したらいいか教えていただき、無事にその大学にも合格しました。

結局、1校は不合格でしたが、その他の大学からは合格をいただきました。


3.合格後の流れ


合格した後は、大学から合格通知と同時にさまざまな書類が送られて来ます。この時期は、大学からのメールがとても多く、朝起きるとすぐにメールをチェックするのが私のルーティンでした。


3-1.奨学金の交渉


まずは、合格をいただいた大学の最終的な学費(もらえる奨学金を差し引いた額)を比べ、確実に行けない大学をリストから消しました。

その中でも、どうしても行きたいと思う大学には「もう少し奨学金の額を上げてくれないか」と個別に交渉しました。大学から頼まれてもいない書類やエッセー(作文)を送りつけ、自分のことをひたすらアピールしました。アピールする際は、嘘をつかずにいかに事実をダイナミックに伝えるかが重要です。とても泥臭いやりかたですが、結果的に奨学金を増やしてくれた大学がいくつかありました。


3-2.大学が私を大切にしてくれるか




最終的に2校にまで絞り、何日も悩みました。紙にそれぞれの大学の特徴を書き出しても、大きな差はなく、どちらの大学も魅力的でした。

悩み続けた結果、私はもう1つの軸をつくることにしました。それは大学が私を大切にしてくれるかです。

個人的に、アメリカは日本よりも、大学と学生のつながりが強いと思います。学生は自分の大学を誇りに思っていて、卒業後も同窓会のために帰ってきたり、大学にお金を寄付する人が少なくありません。

私も、卒業してもつながりたいと思える大学に留学したいと思いました。そのためにも、自分を大勢の中の1人ではなく、日本人留学生の1人でもなく、まなみとして大切にしてくれそうな大学を選ぼうと決めました。


3-3.スカイプで面接


そんなときに、1つの大学から連絡があり、スカイプでインタビュー(面接)をすることになりました。そのインタビューで「私たちの大学に来てほしい」と直接言われたことが決め手になりました。

その後は、この大学への気持ちが膨らむ一方でした。最後は「いまから4年間も言い続ける大学名だから、こっちの大学のほうがかわいいかな〜」とまで思いました(笑)。

ちなみにインタビューでは「笑いをとろう」と心に決めていました。きっと大学のほうはたくさんの学生とインタビューをしてきたはずです。他の学生よりも目立つために1回は相手を笑わせると決めてインタビューに臨んだものの、なかなかいいタイミングがありません。残念ながら、アメリカンジョークもわかりません(笑)。

最後にお決まりの「質問はありますか?」という問いがきたので、「ここだ!」と思い一生懸命ボケてみました。

先ほど大学に◯個ほどの洗濯機があると言われましたが、学生たちはだいたい何日分の洗濯物が溜まったら洗濯をするのですか?

すると笑いながら「それはわかりません」と言われました。そこから「そうですよね。いやーどのくらい洗濯するのか自分にも想像できません」なんて会話につながり、いい感じの雰囲気でインタビューが終わったことを覚えています。


4.ワクワクする大学選びを


日本では「自分の学力ならこの大学には行けるはず」と予想することができますが、アメリカの大学に留学する場合は、その予想がなかなかできません(アメリカには偏差値もありませんから)。

とくに留学生の場合は、実地に見学することもむずかしいので、将来どの大学に行くのかわからない時期は、けっこうモヤモヤすると思います。

でも、将来自分がそこにいるかもしれないと思いながら大学のホームページを見ると、とてもワクワクするはずですよ!


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