めざせ! ハイレベルなアメリカ留学 13年連続全米ナンバー1のリベラルアーツ:ウィリアムズ大学

みなさんこんにちは! アメリカ留学ラボのカイトです。このラボでは、アメリカ留学の夢をかなえたい人のために、知って得する情報や役に立つノウハウを、日々発信しています。


さて、アメリカの大学への留学を志す人にとって、大学の<ランキング>は志望校選びにあたって気になる数字だと思います。

アメリカの大学には日本のような入試はありません。偏差値による順位も存在しないのですが、さまざまな報道・調査機関が、さまざまな角度から大学をランク付けしています。

アメリカの<大学ランキング>で最も有名なものが、US News & World Reportというメディア会社によるランキングです。本記事では、このランキングで、なんと13年続けてナンバー1に輝いている大学を紹介したいと思います。


知られざるアメリカの名門大学


そんな快挙を成し遂げている大学とは、マサチューセッツ州にあるウィリアムズ大学(Williams College)です。US News社の過去30回ほどの大学ランキングの中で、ウィリアムズ大学の13年連続ナンバー1という偉業はひときわ輝いています。


(photo by SERSeanCrane/flickr)


それなのに「ウィリアムズなんて大学、聞いたことない」という人も多いのではないでしょうか? たしかにハーバードやスタンフォード、UCLAといった大学に比べると、日本での知名度はずいぶん低いようですね。アメリカ留学を考えている人の中でも、知っている人は少ないと思います。

この知名度の低さには理由があります。

US Newsは全米の大学を、総合大学とリベラルアーツ・カレッジとに分類して、それぞれのランキングを発表しています。総合大学とは、大学院でのリサーチに力を入れている大きな大学で、リベラルアーツ・カレッジは小規模で大学生への教育に力点を置いている大学です。ウィリアムズ大学は、リベラルアーツ・カレッジに分類されます。

総合大学のほうは世界の最先端を行くリサーチが行われるので、よくメディアでも取り上げられます。論文やノーベル賞受賞の数がより多いのも総合大学のほうです。したがって私たち日本人もよく耳にします。

一方でリベラルアーツのほうは、ともかく在学生への教育を第1に掲げているので、なかなか海を越えてまでその名前が届く機会がありません。アメリカ留学に興味をもっている人にすら、ウィリアムズ大学の存在はあまり知られていません。US Newsの大学ランキングでも、総合大学ばかりが注目を集めがちになります。

そんなわけで、せっかく全米ナンバー1に13年も君臨し続けているウィリアムズ大学であっても、ハーバードやイェールなどの総合大学に比べて知名度が低くなってしまうのです。


ハーバードに負けない教育の質


とはいえ、知名度が低いことがレベルが低いということではありません。

大学生への教育に重点を置くのがリベラルアーツ・カレッジの特徴ですから、その頂点に立つウィリアムズ大学は、<教育の質>の観点からすれば、ハーバードやイェールに勝るとも劣りません。

先端的なリサーチとか立派な施設という点からすれば大きな総合大学に1歩ゆずるとしても、何にもまして学生へ教育指導に全力を傾けていて、その点では他のどの大学にも負けないものがある、そこが評価されての全米ナンバー1であるわけです。

たとえば教授たちがとても教育熱心であることは、ウィリアムズ大学を語る際に欠かせません。

学生が二人ひと組になって、先生から2対1で指導を受ける“Tutorial”というシステムは、ウィリアムズの教育の特色としてよく取り上げられます。教授の指導のもとに独自のリサーチに従事している学生が4割以上にのぼることも、それだけの指導体制が整っていることを裏づけています。

教授に対する学生の評価は「パーフェクト」というくらいに高く、優秀かつ教育に情熱を注ぐ教員の採用に大学が相当の努力をしていることがうかがえます。学生への指導が行き届いていることは、91%という4年以内の卒業率の高さに顕著にあらわれています。


(photo by Daderot/Wikipedia Commons)



卒業生にはアメリカ大統領も


もとより優秀な学生ばかりが集まるウィリアムズ大学ですから、合格率は低く20%を超えることはありません。全米でも最も入学がむずかしい大学の一つです。

新入生の9割以上が、高校の学年順位がトップ10%以内ですから、勉強はできて当たり前。そのほかにキラりと光る個性や才能がないと、狭き門をくぐるのはむずかしそうです。学生の多様化には前向きですから、留学生は歓迎してくれるでしょう。

ウィリアムズ大学の卒業生は、各界でエリートとして活躍しています。卒業生のネットワークは世界に広がり、彼らの絆は生涯にわたって続きます。愛校心もとても強く、卒業生からの大学への寄付金も莫大で、それが質の高い教育の実践に生かされています。

卒業生の名簿には、ジェームズ・ガーフィールド(第20代アメリカ大統領)をはじめ、映画監督のエリア・カザン、ノーベル経済学賞受賞者のロバート・エンゲルなど、そうそうたる名前がずらりと並んでいます。


(photo by Daderot/Wikipedia Commons)


全米でナンバー1のリベラルアーツ・カレッジへの留学にチャレンジしてみたいという人は、ぜひウィリアムズ大学を調べてみてください。

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