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条件 【ハワイ州(HI)】


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検索のヒント

Hawaiiってどんなところ?

英語表記:Hawaii
略称:CA
州都:ホノルル
愛称:アロハ州(The Aloha State)
主要な都市:ホノルル、カイロア、ヒロ、ワイパフ

太平洋のほぼ真ん中に位置し、120以上の島から成ります。これらの島は火山活動によって生じたもので、いまでもその活動が続いているため、州の面積も大きくなりつつあります。主要な島は8つあり、このうちニイハウ島は個人が所有していることで特筆されます。アメリカ50州の中で東西の距離が最も長いのがハワイ州ですが、それは島々が散らばっているからです。

アメリカ本土は東部と西部で3時間の時差がありますが、ハワイは西部からさらに2時間の時差があります。ハワイ島のマウナケア山やマウナロア山などは富士山よりも標高が高く、意外なことに冬には雪が降ります。

人口の6倍近くの観光客が訪れる

火山灰地はコーヒーの栽培に適していて、ハワイ州はアメリカで唯一コーヒーを生産している州です。サトウキビとパイナップルの栽培も盛んで、19世紀に149人の日本人がサトウキビ栽培に従事するために渡航して以来、さまざまな苦難を経て、いまの日系人社会を築くに至っています。ハワイ島はお土産の定番マカダミアナッツの主産地です。

いまでは農業よりも観光と軍事基地からの収入が大きくなっています。約120万の人口に対して、毎年800万人以上もの観光客が訪れていて、うち150万人以上を日本人が占めています。1990年頃のピーク時に比べるといくらか減ったとはいうものの、いまでもハワイは日本人に大人気のスポットです。

マジョリティが存在しない人種構成

歴史的には、1778年にイギリス人の探検家ジェームズ・クックがハワイ島を訪れ、それまでの原住民の暮らしに大きな変化をもたらしました。その後、カメハメハ大王がハワイ王国を築き、王朝が誕生します。19世紀末にアメリカに併合されて王国はなくなり、1959年にアメリカ50番目の州となりました。現時点でハワイ州は、アメリカで最も新しい州です。

アジア系やパシフィック系が多く、アメリカの中ではもともと白人の割合が少ない州です。いわゆる「多数派(マジョリティ)」の人種は存在せず、アジア系が約4割で最も多く、白人は3割にもなりません。このような多様性はアメリカでもハワイ独特のものです。州民の8割が、州都ホノルルのあるオアフ島に住んでいます。アメリカで最も平均寿命の長い州でもあります。

ハワイ州の大学について

小さな州ですから、大学も目立ったものはありません。ハワイ大学マノア校は地震の研究と観光学で有名です。また海に囲まれた立地ゆえ、海洋学にも秀でています。ハワイは天体観測のメッカで、世界有数の天文台もあり、天文学研究においても高い評価を得ています。HELPやNICEと呼ばれる大学附属の英語学校があり、昔から日本人には有名で、いまも日本人留学生がたくさん学んでいます。大学側も留学生の受け入れに力を入れています。


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