留学して1学期めと2学期めとの間に感じた「変化」

こんにちは! アイオワ州の大学に留学中のブログライター、さなです。

アメリカの大学の夏休みも残り1か月を切り、アメリカに戻るためのパッキングを始めなくては、と思っているところです(2018年8月上旬時点)。いつもギリギリまで遊んでしまい、前日に荷物を詰めているので、今度こそは計画的に準備したいです。

さて、今回のブログでは、私の留学1年目を振り返ってみたいと思います。とくに最初の学期(秋学期)とその次の学期(春学期)とを比べて、どのような進歩があったのか、私なりに考えてみます。私個人の経験ですが、これから留学しようという人に少しでも参考にしていただければ嬉しいです!

緑が美しいキャンパス


アメリカ留学生活が始まる


憧れのアメリカ大学キャンパスに到着。いままで写真で見ていた建物が目の前に広がり、とても胸が高鳴りました。「これから私の留学生活が始まるんだ」と身が引きしまる思いでした。

キャンパスに着いて間もなく、夕食を食べるためにカフェテリア(学生食堂)に向かいました。すると、留学生の案内役らしき上級生の学生が、すでに楽しそうに会話をしていました。

その中の1人に手招きされたので、そのテーブルに座りましたが、会話が続いていくうちに、私はあることに気づきびっくりしました。

上級生だと思っていた学生が、私と同学年の交換留学生だったのです。その子はとても周りに馴染んでいて、英語も堪能です。私と同じく、今日この大学に着いたばかりには見えません。この子の積極性と高い英語力に、私は圧倒されてしましました。

膨大なリーディング


最初の学期は、ESL(外国語としての英語の科目)と通常の科目を並行して履修しました。

履修登録はアドバイザーの先生(学業全般について指導・助言してくれる先生)とも話し合い、できるだけリーディングが少ない科目を選ぶようにしたのですが、実際に授業が始まるとリーディングの量が想像よりもはるかに多く、「ページ数間違えてないの?」と思うこともしばしばでした。このリーディングが、アメリカの大学生の「宿題」になります。

宿題としてのリーディングの量が多い分だけ、授業のスピードも早く、教授が話すスピードもとても早かったです。せっかく時間をかけて読んできたのに、授業で少ししか触れられないこともありました。

宿題に追われる毎日。何度も投げ出したくなりました。しかし、その度に夏休みのプログラム(詳しくは前回の記事を参照してください)を振り返って、「私はできる」と自分に言い聞かせて、どうにかがんばりました。

教授とのコミュニケーション


学期中、私が一番大切にしていたのが教授とのコミュニケーションです。

質問事項をまとめてオフィスアワー(教授がアポなしで質問を受け付けてくれる時間)に持って行ったり、ただ何となく世間話をしたりと、とにかく教授のもとに通い続け、仲よくなろうと心がけました。

私がお世話になった教授はみんなとても優しく、英語に自信がない私を心から気にかけてくれました。テスト時間を延長してくれたり、テストのポイントを教えてくれたりもしました。

友だちづくり


大学に到着してすぐに行われたオリエンテーション(日本の大学のガイダンスに相当します)のお陰もあって、挨拶したり、カフェテリアで一緒にご飯を食べたりする友だちはできましたが、気を許せるような深い仲の友だちはなかなかできませんでした。勉強ばかりに集中し、友だちと遊ぶ時間をつくらなかったことが原因だと思います。

最初の学期を振り返って



どうにか最初の学期を乗り換えましたが、英語の壁はまだまだ高いなぁというのが実感です。エッセーの書きかたなどは学べましたが、英語力という点ではあまり成長を感じられませんでした。

学期中は勉強中心の生活を送っていて、遊ぶ余裕がほとんどありませんでした。上手に生き抜きができず、ずっと図書館にいて机に向かっていても、集中できなかったり、進まなかったりして、効率が悪い生活を送っていました。

私にとって留学して初めての学期は、正直に言うと、とても苦労することが多い学期だったのです。

留学2学期めの変化


2学期め(春学期)は、ESLの科目をとらなくてもよくなったので、すべて自分で好きな科目を履修できるようになりました。でも私は、できるだけ早く英語力を上げたかったので、通常の科目に、あえてESLの科目を追加して履修しました。とにかく生の英語に接する時間を長くしようとしたのです。

勉強のやりかたや生活に慣れたこともあると思いますが、以前より断然授業がわかりやすくなりました。

秋学期は勉強中心の生活を送っていましたが、春学期は勉強と遊びのバランスをとりながら、仲のいい友だちをつくることを目標にしました。その結果、悩みを打ち明けられるような友人もできました。交友関係も広がり、この夏、私の家に遊びにきてくれた友だちもいます。

生の英語に触れることと、積極的に友だちづくりをすることで、スピーキング力が上がり、また書く力も伸びたような気がします。

このように春学期は、秋学期に比べると、とても充実した学期を過ごすことができました。英語力の上達を実感できたことも嬉しかったのですが、友人関係や生活面も含めて、とても楽しかったです。

留学して1年経ったいま


静かで落ち着いたキャンパスです


留学して1年が経過し、まだまだ力不足だとは思いますが、自分の成長を感じることができました。何度もくじけかけたことがありますが、それを乗り越えたときの達成感は素晴らしいものだと思います。

最後に英語のことでいえば、私の場合、英語が得意でないところからのスタートだったので、逆に自分の英語力が1年でこんなに上がるんだという不思議な感覚をもちました。

留学の苦しみは英語のことだけではありませんが、私の経験談が、少しでも留学の不安を解消できたら嬉しいです。


さなさんの記事一覧

・第1回 英語ができない私が留学を決意した理由
・第2回 「大好き!」と言える大学に留学できた
・第3回 アメリカ留学に避けて通れない「エッセー」とは?
・第4回 私のアメリカ留学がいよいよ始まった!
・第5回 留学すると7kg太る? アメリカ大学生の食生活
・第6回 アメリカの大学で学ぶ留学生のとある1日
・第7回 英語のテストが1点だった私の留学までの道のり

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