アメリカ留学の流れ

アメリカ留学の情報収集 アメリカの大学の種類と違い

アメリカ留学における志望校選びの際に、チェックすべき重要なポイントは、個々のアメリカの大学の、教育理念や学習環境です。4000以上もあるアメリカの大学は、その種類によって、めざす教育のありかたが異なります。

ここではアメリカの大学を、

これら大きく三つに分類し、それぞれの特徴を解説します。

総合大学

一般にUniversityと呼ばれる総合大学は、日本の「学部」にあたる、いくつかの「スクール」や「カレッジ」が集まって成り立っています。スクールとカレッジの集合体が総合大学です。そのため、専攻が多様で、それぞれに専門性が高いカリキュラムを設けています。また教育よりも研究に、大学教育よりも大学院教育に、より力を入れているのも総合大学の大きな特徴です。

総合大学には私立・州立ともにありますが、私立総合大学の多くは、もともとリベラルアーツ・カレッジであったのがいろいろな学部を加えて大きくなったものです。「アイビーリーグ」と呼ばれる名門の総合大学はすべて私立です。一方で州立の総合大学は農業や工業といった実学を教える大学として発展しました。州立総合大学のレベルはさまざまで、その州でトップクラスの学生を集める大学もあれば、望めば誰でも受け入れる大学もあります。授業料はその州の住民には安く、州外の学生にはその数倍というかなり割高に設定しています。

リベラルアーツ・カレッジ

リベラルアーツ・カレッジ(Liberal Arts College)と呼ばれる大学はアメリカ全土に600ほどあり、学生数は500人から3,000人くらいの小規模な大学で、約90%が私立です。レベルはハーバード大学に匹敵するものから、ごく普通のレベルのものまであり、いずれも大学院レベルの研究よりも、大学生への教育に力を入れています。ほとんどが寮制で、大自然に囲まれた場所にキャンパスがあり、クラスは少人数制のアットホームな雰囲気で、留学生が落ち着いて勉強に専念するのにはとても適したタイプの大学です。

リベラルアーツ・カレッジは、全人教育という理念のもと、さまざまな教養を身につけた知識人、社会のリーダーを養成することを目的としています。学生一人ひとりの自由な探究心を広げ、可能性を引き出しながら人間的な成長をうながす教育をするのがリベラルアーツの特徴で、これはアメリカの大学教育の中核をなしています。専門性の高い研究よりも、幅広くいろいろなことにチャレンジして、自分を見つけ出しなさいという教育です。

芸術大学

アメリカにも日本の美大や音大と同じような芸術の専門大学があります。小さいころから絵を描いたり、ピアノを弾いたりしてきた個性の強い人たちが集まります。入学審査を受けるときは日本の芸大と同じく、美術系の大学にはポートフォリオと呼ばれる作品集を提出し、音楽系や演劇系の大学ではオーディションを受けます。また、美術全般とか音楽全般とかというのではなく、グラフィックデザインやバイオリンなど、ある1つの分野を選んで入学審査を受け、その分野を専攻することになります。

ニューヨークにある美術系の大学は、Pratt Institute、Parsons School of Design、School of Visual Artsなどが有名です。また、Fashion Institute of Technologyというファッション専門の大学もあり、世界中から学生を集めています。音楽系ではThe Julliard SchoolやManhattan School of Musicなどがよく知られています。ボストンにもすぐれた芸術大学がいくつかあります。Berklee College of Musicはコンテンポラリー系の大学として有名で、日本からもかなり多くの人が留学しています。このような芸術系の大学は、田舎よりも都会に多く、寮の設備も必ずしも完備されていませんので、英語力が十分でなく外国生活に慣れていない留学生にとっては、ハードな生活を強いられることも少なくありません。

2+2アメリカ留学プログラム

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