留学の流れ

実際の留学の流れを簡単に説明します。


授業の進度が速く、留年という考え方もなく、必要な単位を取れば3年半でも卒業できる代わりに、平均70点を割れば退学させられてしまう。そんな合理的なシステムをとっているのがアメリカの大学です。
留学するには最初から「卒業」を目指して、情報を集めていかないといけません。その為に必要なことがらをまとめました。

1. 情報収集(4月~8月)
2. 志望校選び(9月~12月)
3. 大学決定・出願(12月~3月)
4. 入学手続き・渡航手続き(5月~7月)
5. 大学生活
6. 卒業
7. 就職・進学


1.情報収集
まずは留学に関する基礎知識を身につける必要があります。このサイトをはじめ、留学についての本やセミナーを利用して情報を収集し、自分にとってどのような留学が向いているかを判断します。
なお、情報を集める際は、「アメリカの大学」を「卒業することを目標」にする情報であることを前提としてください。他の国の留学は全く別の情報になりますし、英語を学ぶことや、ただ入学することが目標の留学では、留学しても途中で挫折する恐れが強くなってしまいます。
情報集めに関して、詳しくは情報の集め方に記載されています。


2.志望校選び
志望校を選びます。まずは、このサイトの大学検索を利用するなどして、大学のタイプ・規模・教育内容・地域などから10~20の大学をピックアップします。ピックアップした大学のWEBサイトにアクセスしてカタログを請求します。
詳しくは大学の選び方をご覧下さい。


3.大学決定・出願
個々の大学のカタログとWEBサイトをよく読んで比較検討します。そうして数ある大学の中から自分のレベルに応じて「挑戦校」「実力相応校」「すべりどめ校」をそれぞれ1~2校程度選び出し、合計4~6校に出願します。


4.入学手続き・渡航手続き
大学から入学許可通知が来たら、入学手続きと渡航手続きを行います。パスポートやビザの取得の他にも、予防接種など、出発前の準備はあり、時間もかかります。また、入学するとすぐに授業が始まるので、大学のカタログ(※)を読み、英語とアメリカの歴史を復習し、大学の講義に関係ある本を予習用に手に入れておくなどの準備をしておくことも必要です。

※単位や成績、講義内容など学業についての説明が書かれているカタログ。アメリカの大学ではこれらの説明を口頭で行わないですぐ授業を始めてしまうので、入学前に絶対に読んで理解しておかなくてはならない


5.大学生活
入学すると、オリエンテーションと呼ばれる大学での生活についての説明会が3~5日程度あり、その後すぐに授業が始まります。アメリカの授業は通常、春学期と秋学期の2セメスター制で、15~16週の間に授業と中間テストと期末テストが行われるというスケジュールになっています。
それぞれの授業では課題もたくさん出されるため、日本と違って学生には遊ぶ暇などありません。そのためアメリカの大学生は春・夏・秋・冬の休みの期間以外は寮と教室と図書館を行ったりきたりする、非常にストイックな生活をすることになります。スポーツをしたい人は勉強とのバランスをうまくとっておかないと、「折角スポーツで花形選手になったのに、GPAが2.0を割って退学になった」などということになりかねません。

なお、アメリカの大学では、特定の分野を除いて2年生の終わりまでに専攻を決めれば良いので入学当初から専攻を決めておく必要はありません。留学途中で勉強したい専攻が決まってそれが他大学にある場合には、他の大学に編入することも出来ます。


6.卒業
勉強漬けの大学生活を送りながら、必修科目をすべてとり、一定レベルの成績を維持しながら必要な単位数を取得すれば、ようやく卒業です。


7.就職・進学
アメリカでは、大学の勉強が忙しいため、在学中に就職活動をすることはありません。無事大学を卒業できたら、それから就職なり大学院進学なりを決めれば良いようになっています。日本のように4月に一斉入社ということがないので、大学を卒業したらしばらくアメリカ中を旅して、帰ってから就職先を探す学生もいます。
日本人留学生に対しては、数十社の日本企業がアメリカに出向き、アメリカの大学に在籍している日本人学生を対象に面接を行い、入社を決定するというフォーラムを行っています。そのフォーラムで就職を決定している日本人学生がたくさんいます。そのような就職の機会もあるということを覚えておいてください。