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アメリカの大学の期末試験――待ちに待った冬休みまでもうすぐ!

みなさんこんにちは! 「アメリカ留学ラボ」のカイトです。

このラボでは、「アメリカの大学に留学したい!」という人のために、留学に役立つノウハウや最新ニュースをお届けしています。

今回は、アメリカの大学の期末試験についてお話しします。



楽しいクリスマスを迎えるために

アメリカの大学の1年度は9月~翌年の5月です。

多くの大学では、セメスター制といって、1年度を「9~12月の秋学期」と「1~5月の春学期」に2分する2学期制をしいています。

秋学期は9月に始まり、クリスマスの直前に終わります。秋学期が終われば冬休み。新入生にとっては初めての長いお休み(2~3週間)です。

この待ちに待った冬休みを迎える前に、アメリカの大学生たちが乗り切らなければならないものがあります。

期末試験です。

アメリカの大学は、学期ごとに独立しています。秋学期にとる科目は、10月半ばに中間試験、12月下旬に期末試験を受けて、ペーパーと呼ばれるレポートを提出して、成績がついて完結します。1月からの春学期にはまったく別の科目をとり、やはり5月に履修を終えます。

そのため、秋学期の科目についていえば、12月の期末試験の結果が成績に大きく影響することになります。

期末試験はFinal Examといったり、単にFinalといったりします。ちょっと緊張感があるコトバです。


期末試験は体力勝負!




期末試験では、その科目について学んだことの集大成が問われます。1学期は15~16週間です。その間に授業で扱った内容のすべてが試験範囲になります。

しかもアメリカの大学では、学んだ内容をベースとして、「あなたはどう思うのか」「あなたはどのように解決するのか」といった、その学生のオリジナルかつユニークな意見やアイデアを問います。

期末試験もそうです。一夜漬けの暗記で乗り切れるようなものではありません。

期末試験を受けるのは、学期の最後の週です。秋学期の場合、12月中旬~下旬、春学期では5月上旬~中旬くらいです。

期末試験が実施される週をFinals Weekといいます。

このWeekには、試験のための特別なスケジュールが組まれます。いつもの授業時間の1.5~3倍くらいの時間が試験にあてられます。試験を受けるということだけでも体力が要ります。


図書館は24時間オープン、サークル活動は禁止




このFinals Weekの前に、“Study Period”とか“Study Week”といって、試験勉強のための期間を設ける大学もたくさんあります。

この間は、授業は行われず、大学が主催するイベントもありません。サークル活動も基本的には禁止です。先生は自分のオフィスにスタンバイして、学生からの質問を受け付けてくれます。

この期間になると、図書館は24時間オープン。それでも学生たちでいっぱいになります。キャンパス内の食堂やカフェが、深夜に夜食を用意してくれる(♪)こともあります。

寮でも“Quiet Hours”といって、静かにしなければならない時間を設けています。ひたすら試験勉強に集中しましょうという期間です。


クリスマスの前に立ちはだかる「地獄」




期末試験の直前の1週間を、俗にDead WeekといったりHell Weekといったりします。「死ぬほどタイヘンな」「地獄のような」1週間というわけです。

とくにこの期間は、期末試験に向けた勉強をしなければならないのはもちろんですが、科目によってはペーパー(Paper)というレポートの提出期限と重なります。

ペーパーは、10~15枚くらいの分量で、みずからのリサーチにもとづいて、自分なりの意見やアイデアを展開するレポートです。ただ文献をまとめればいいというものではありません。問われるのは、やはりオリジナルの考えかたであり、ユニークな視点です。

ペーパーを書くにあたっては、その科目の先生と相談しながら、
トピックを決め

アウトライン(構成)を組み立て

リサーチし

ドラフト(下書き)を書き

書き直しを重ねて

完成させる
というプロセスを踏みます。それなりに時間とエネルギーがかかります。

アメリカの大学では1学期に5科目くらいをとるのが標準です。5科目の試験と、5科目のペーパー提出とが、学期末にドッと押し寄せてくるわけです。

なるほど、これならDeadとかHellという表現も出てくるのもうなずけますねー。


「ネットとのつながりを断つ」のがコツ?




学期末には、コーヒー、エナジードリンク、カフェインのタブレットがおびただしく消費されます。

だれもがヘトヘトに疲れているのに、緊張感で目がさえてしまい、ちょっと奇妙なハイテンションとでもいう状態に陥ります。とくに秋学期に入学したばかりの1年生たちは、この異様な雰囲気にとまどうことでしょう。

この時期にさしかかると、さまざまなメディアが「期末試験を乗り切るためのアドバイス」を述べた記事を出します。

だいたいは、
・早めに準備しよう
・適度に息抜きしよう
・軽いエクササイズをしよう
・徹夜はやめよう
・暴飲暴食を控えよう
・健康第一をこころがけよう
といった、ありふれたアドバイスばかりなのですが、それすらも当の学生にとっては実行がむずかしいのです。そんな普通のことができないまでに、頭がパニックになってしまうのです。

最近は、「SNSから遠ざかろう」「メールチェックをやめよう」というアドバイスもよくみかけます。

それでも、期末試験が終われば、楽しいクリスマス、そして冬休みです。学期ごとに独立しているアメリカの大学では、冬休みの宿題もありません。

「地獄」の先に待ちかまえている楽しいことを思い浮かべるのも、期末試験を乗り切る一つのコツかもしれませんね。


やりきった充実感と自信




本サイトを運営している栄 陽子留学研究所には、冬休みで一時帰国中の留学生がたくさんオフィスを訪れてくれます(アメリカでクリスマスと年越しを過ごす留学生も、もちろん少なくありません)。

とくにこの9月にアメリカの大学に入学した留学生にとっては、すべてが初体験の1学期を乗り切っての、初めての冬休みです。

英語漬けの毎日、慣れない寮での生活、膨大なリーディングの課題や、つねに意見を求められる授業、そしてペーパーと試験を乗り切った留学生たちの表情は、「やりきった!」という充実感と自信に満ちています。私たちも心からよかった! と胸を熱くします。

アメリカの大学はもうすぐ冬休み。私たちのオフィスに「遊びに行きます!」という声も届き始めています。私たちも楽しみにしています。

まだ期末試験の真っ最中という留学生もいるかもしれません。体に気をつけて、無事に乗り切ってくださいね!


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