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コミュニティ・カレッジの基礎知識

みなさんこんにちは! アメリカ留学ラボのカイトです。このラボでは、「アメリカの大学に留学したい!」という人のために、お役立ち情報やホットなニュースをお届けしています。

今回は、まずできたてほやほやのサイトを紹介します。

公立二年制大学データベースです!

すでにアメリカ大学ランキングでは、アメリカの四年制大学1,400校のデータを公開していますが、これに「コミュニティ・カレッジ」と呼ばれる公立二年制大学およそ1,100校のデータを加え、合計2,500の大学データを網羅することになりました! これだけの数のアメリカの大学データをそろえているのは、もちろん日本ではほかに類を見ません。




コミュニティ・カレッジとは?

ところで、みなさんはコミュニティ・カレッジってご存知ですか? コミュニティ・カレッジとは、アメリカの公立二年制大学のことで、「コミュニティ」と名がつくように、地域住民への教育に力を入れている大学です。

コミュニティ・カレッジの最も大きな、さらに魅力的な特徴は、なんといっても費用が安いこと。年間の学費はだいたい5,000~10,000ドルです。四年制大学の学費の平均が州立で約24,000ドル、私立では約32,000ドルですから、コミュニティ・カレッジの安さは際立っています。

そこで今回の記事では、The Chronicle of Higher Educationというアメリカの教育情報紙の記事:“Community Colleges at a Glance”を参照しながら、アメリカのコミュニティ・カレッジとはどういう大学なのか、わかりやすく説明してみたいと思います!


コミュニティ・カレッジの学生

まずはコミュニティ・カレッジの在学生について。

現在アメリカの大学には、約2,400万人の学生が在学しています。そのうち45%が、コミュニティ・カレッジの学生です。数でいえばおよそ1,125万人ということになります。

コミュニティ・カレッジの学生の57%が女性。この割合、二年制大学だからというわけではありません。1980年くらいから、アメリカの大学生は、男性より女性のほうが多いんです。私立大学などでは、男女比がだいたい4:6くらいになっています。

Neosho County Community College



人種的マイノリティの受け皿として

人種別に見ると、白人が51%、ヒスパニック系が19%、黒人が14%で、ヒスパニック系と黒人の割合が大きいのが特徴です。

興味深いのは、全米のヒスパニック系の大学生の57%が、また黒人の52%が、さらにネイティブアメリカンの62%が、コミュニティ・カレッジに在学していること(American Association of Community Collegesより)。コミュニティ・カレッジが、人種的マイノリティへの教育を大きな役割として担っていることがうかがえます。

コミュニティ・カレッジの学生の平均年齢は28歳。ごく普通の大学生の年齢が18~22歳だとすれば、これはずいぶん高い数字です。成人教育に力を入れていることは、コミュニティ・カレッジの大きな特徴の一つです。

Paris Junior College


学費の安さが魅力

コミュニティ・カレッジは地域に根ざした公立大学です。その地域に住んでいる人には、学費がかなり安く設定されています。年間の学費の平均は3,260ドル。四年制の州立大学も、州民であれば学費が安くなっていますが、それでも年間8,890ドルが平均です。アメリカの学生がコミュニティ・カレッジをめざすのも、この費用的メリットに魅力を感じているからにほかなりません。なお留学生を含む州外出身者には、これより3~5倍ほど高い学費が課されます。

コミュニティ・カレッジは基本的に全入制です。全入制のことをOpen Admission Policyといったりしますが、これは「望めばだれでも大学教育を受けられる」という理念に支えられています。ですからコミュニティ・カレッジは入学者の選抜を行うこともなければ、経済的な理由で進学できないことがないように、学費もできるだけ安くおさえているのです。


オバマ大統領は2015年、コミュニティ・カレッジの無料化を提案しました。この実現にはさまざまな壁を乗り越えなければなりませんが、四年制大学の学費の高騰が止まらない中にあって、コミュニティ・カレッジがアメリカの大学教育の救世主になり得るのか、興味深く見ていきたいと思います。

留学を志す人にとっても、コミュニティ・カレッジは何といっても費用が安いことが大きな魅力です。とはいえコミュニティ・カレッジは、基本的には地域住民のための大学ですし、成人教育や職業訓練に力を入れているところも少なくありません。

アメリカには1,100校以上のコミュニティ・カレッジがあります。公立二年制大学データベースは、そのほぼすべてを網羅して掲載しています。このデータベースを活用して、自分自身の留学先として本当にふさわしいと思える大学をみつけてください!


公立二年制大学データベースへGO!


参照記事
Community Colleges at a Glance
http://chronicle.com/article/Community-Colleges-at-a-Glance/151125/


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